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サリヴァンの旅
(SULLIVAN'S TRAVELS)

1941年/米
[監督]プレストン・スタージェス
[出演]ジョエル・マックリー/ベロニカ・レイク


[あらすじ]
’40年代のアメリカは、不況で失業者が街角に溢れ、貧困と絶望の真っ只中にあった。
そんな庶民とは無縁の裕福な環境で、なんの苦労も知らずに育った天才映画監督サリヴァンは、
現代社会の問題をテーマにした次回作を構想する。
しかし、庶民の現状が判らない世間知らずのサリヴァンは、
調達したボロ衣装をまとい、自ら貧困者になりすまして取材の旅に出ることに。
旅先の喫茶店で女性から施しを受けたサリヴァンは、その先、その女性と共に旅先で様々な経験をする。
 
[感想]
ヒッチハイクをして気付いたらハリウッドに戻っていたり、
汽車にキセル乗車したり、降りた場所で召使達に発見されたりで、ぼっちゃんの旅はちっとも「旅」になっていませんが、
サリヴァンにとっては、人生最大の冒険だった事と思います。
 
ラスト、様々な経験をしたサリヴァンは、裕福な自分が社会問題を描くのは所詮エゴだと気付き、
社会映画よりも、貧しい世の中の人を元気付ける映画を作ることを決意します。
さて、その映画とは・・・?
 
今の世の中、皆がドンパチ映画を平気で楽しめるのは、平和・裕福ボケだからこそなんだなぁ、と思いました。
笑いに飽き、バイオレンス映画を喜ぶなんて、幸せで愚かな世の中です。

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