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見憶えのある他人
(PASSAGE A L'ACTE)

1996年/仏
[監督]フランシス・ジロー
[出演]ダニエル・オートゥイユ/パトリック・ティムシット


[あらすじ]
精神分析医リビエールは、ある日突然、患者のベルグから、 「私は妻を殺し庭に埋めた。」と告白され、
それが真実かどうか確認しろと促される。
それと同時に、リビエールの周囲で次々と起こる奇怪な事件。
事件の影に見え隠れするべルグの謎めいた挑発。
リビエールはベルグの挑発の意味と、彼がほのめかした妻殺しの疑惑を探るうちに、 次第にベルグの罠にはまってゆく。
 
[感想]
「悪魔の囁き」という邦題も持つミステリー映画です。
 
ベルグの容姿、思考が何とも怪異で、完全に主役を食っちゃっています。
患者を分析する立場の医者が、逆に患者に分析される滑稽なラストは斬新。
 
一度観ただけでは少し難解な結末なのですが、二度、三度と見直すとベルグの巧妙さに気づいて面白味が増し、
ラストでのベルグの「してやったり」な嘲笑につられ、ついこちらもニヤリ。
抽象的な見せ方がいかにも仏映画らしい作品でした。

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