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チャーリー
(CHAPLIN)

1992年/米
[監督]リチャード・アッテンボロー
[出演]ロバート・ダウニーJr./ジェラルディン・チャップリン


[あらすじ]
貧しいイギリスでの幼少期を経て、寄席の道化師となったチャーリーは、
興行先のアメリカで映画に魅了され、喜劇俳優の道を歩む。
撮影スタジオの衣裳部屋で運命の役柄を見出したチャーリー。
それは、ちょび髭、小さな上着に大きなズボン、帽子にドカ靴にステッキの滑稽ないでだち。
弱き立場で富や権力を虚仮(こけ)下ろす「放浪者チャップリン」が世界を席巻する。
実際のチャップリン作品映像を交えて撮られた、喜劇王チャールズ・チャップリンの自伝映画。
 
[感想]
学生時代に原作であるチャールズ・チャップリンの自伝を読みましたが、
その圧倒的なボリュームに、活字が苦手な私など読みきるのに半年を費やすほど。

貧困の幼少期に培った芸の才能、アメリカでの成功、
登りつめ有頂天となり、強情と作品に対する執念で彼は周りと衝突を繰り返し、
数々の女性問題や政治的謀略の末、愛するアメリカからの追放。
彼の波乱の人生を映画上で語るにはあまりにも短く、
駆け足過ぎる展開なのに、女性遍歴ばかりクローズアップされているのが残念。

追放から時が経ち、アカデミー会場でチャップリン作品が招待され放映されるラストシーン、
何時の時代でも変わらず観衆を笑わせ続けるスクリーン上のチャップリンと、
それを見つめ、ただ一人涙を流す老いたチャップリン・・・
彼の人生の全てを語るかのような感無量のシーンに、涙を流さずにはいられません。

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