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ミセス・パーカー/ジャズエイジの華
(MRS.PARKER AND THE VICIOUS CIRCLE)

1994年/米
[監督]アラン・ルドルフ
[出演]ジェニファー・ジェイソン・リー/キャンベル・スコット


[あらすじ]
好景気に華やいだ’20年代のアメリカ「ジャズエイジ時代」。
歯に衣着せぬ辛口批評で有名な女流作家ドロシー・パーカーは、
日夜、作家仲間達と円卓を囲んで有閑の時を過ごしていた。
一方で、不倫の末の妊娠、中絶、自殺未遂、・・・荒廃する日常に歯止めが効かなくなる。
やがて浮かれた時代も過ぎ、ドロシーは大衆から忘れ去られ、時代にとり残されてゆく・・・。
ジャズエイジ全盛期の’20年代アメリカを代表する女流作家ドロシー・パーカーの半生記。
 
[感想]
若者がこぞってジャズやハイクラスな生活に心酔した「華」な時代=ジャズエイジ。
日本で例えるならば、大正デモクラシーの大衆文化?それともバブル期のバカ騒ぎ?
・・・よく判りませんが、とにかく古き良き「ジャズエイジ」という時代に活躍した、
実在の著名な有名人が目白押しの映画。
しかし我々の世代となっては、もう何が何の事やら。
彼らの作品や功績が殆ど紹介されておらず、ただ飲んだくれてるだけなので、
これでは「アリとキリギリス」の、キリギリスの戯れにしか見えなくて残念。

他人には毒舌、自分には甘く、男には弱く・・・そして美人で知的。
トゲトゲして排他的なのに孤独に怯え、自虐的なのに自尊心の塊り。
努力もしないで、心が満たされないと不満ばかり。
現状に妥協する柔軟性がない。わがまま。
・・・とまぁ、この映画を観た女性全員から、「嫌な女!」と言われそうなドロシー嬢。
私も例外なく、彼女の生き様に共感も同情も感じられなかったのですが、
何故か惹かれて最後まで彼女の行く末を見届けてしまいました。

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