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青春デンデケデケデケ
1992年/日
[監督]大林宣彦
[出演]林泰文/浅野忠信


[あらすじ]
’60年代の四国の片田舎。
ラジオから流れるベンチャーズの「パイプライン」に心を揺さぶられた一人の高校生。
彼はバンド仲間を集い、楽器を手にし、それ以来毎日バンド練習に明け暮れる―。
3年間の高校生活をバンドに費やした仲間達の、愉快で美しき友情&青春物語。
ロックとは無縁な静かな漁村に、今日も彼らのエレキが響き渡る。
 
[感想]
街角の楽器屋のウィンドウに並ぶ、夢のエレキギターを眺め続け、
楽器を買うために仲間と一生懸命バイトをし、念願の楽器を手にする瞬間。
エレキの音色に思いを馳せながら猛練習し、ようやく皆でセッションする瞬間。
アンプを手に入れ、エレキの音を出す瞬間。
バンドが観客の前で初めてデビューする瞬間。
彼らのバンド生活の集大成である、文化祭での最後の晴れ舞台の瞬間。
頑張って一つ一つ手に入れてゆく主人公達の「さあ、いよいよ!」の一瞬一瞬が、 本当に微笑ましく、声援を送らずにはいられません。
 
直立不動でギターを弾き、一生懸命に英語の歌詞を歌う高校生達。
プロを目指すでもなく、特別巧いわけでもなく、仲間とワイワイ楽しみながら切磋琢磨。
羨ましいくらいの充実した青春を過ごす彼らの姿を見ると、
最初は見向きもしなかった親や先生、学校中の生徒達、そして、この映画を見ている人も、いつのまにか彼らのファンに。
 
それにしても素晴らしきキャラなのが、煩悩だらけの高校生住職、ベースギターの合田フジオ君。
影でメンバーを支える合田君のあの人柄は、本当に素晴らしい!

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