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サルサ！
（SALSA）
１９９９年／仏＝スペイン
［監督］ジョイス・シャルマン・ブニュエル
［出演］ヴァンサン・ルクール／クリスティアンヌ・グゥ

［あらすじ］

周囲からの期待を一身に背負う若き天才ピアニスト、レミ。
しかし彼が心酔するのは、クラシック界では外道とされるラテンミュージック’サルサ’だった。
ついに彼はクラシックの道と恵まれた環境を捨て、愛するサルサへの道を志す。
しかし生粋のフランス人であるレミを、サルサの本場キューバ人は相手にしようともしない。
路頭に迷ったレミは、身も心もキューバ人に変装し、フランス人を相手にサルサのダンス教室を始める。
そんなレミと恋に落ちるダンス教室の生徒ナタリー。
しかし彼女は、色黒キューバ人のレミが実は白人だという事実を知らず、 レミもまた、彼女に正体を言い出せないままキューバ人を演じ続ける。
　

［感想］

「マンボ！マンボ！マンボ！」と同様、ど素人の男が愛する女の為にダンスに燃える「Shall we サルサ？」なお話です。
ヒゲをはやし、日焼けサロンやローションを駆使して、必死にラテン人に化けるエスプリ坊ちゃんレミ。
ピアノばかり弾いていた彼が付け焼刃でサルサを習い、それを素人のフランス人に教えています。
だから、そんなに簡単にダンスが踊れるようになるんなら、私だって習いたいってば。
　
そんなレミも、キューバ人達との触合いや恋愛を通して、次第に本物のラテン人のように、積極的でセクシーになっていきます。
　
レミの友達のキューバ人ダンサー・フェリペや、レミよりもサルサの心得があるナタリーが踊るサルサが、なんとも妖艶。
ネチネチ、クネクネ、カクカク、まさにサルサは求愛ダンスです。
ナタリーがボインを弾ませ、ムチムチな腰をくねらせ、脚をそらせ・・・その姿のなんとエロいこと！
私までドキドキムラムラしてしまいました。

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