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ライトスタッフ
（THE RIGHT STUFF）
１９８３年／米
［監督］フィリップ・カウフマン
［出演］サム・シェパード／デニス・クエイド

［あらすじ］

’４０年代、終戦直後の米ソは、国の威信をかけて飛行機の開発に鎬（しのぎ）を削る。
ついには、米空軍のパイロット達により、最新鋭の機体で音速の壁を超えることに成功した。
その数年後、技術開発競争の舞台は宇宙・ロケットへと移る。
米空軍・海軍から集められたパイロットの中から、宇宙飛行士に選抜された７人のエース達。
彼らはアメリカの期待と「空」駆ける男のプライドを賭けて、遥か宇宙を目指す。
　

［感想］

アポロ計画より前の、マーキュリー計画に携わった宇宙飛行士達の物語です。
一躍ヒーローとなった７人の飛行士達と、その裏に渦巻く政治やマスコミの思惑。
宇宙飛行士という職務が、政治や技術開発のモルモットであると認識していても、捨て身で宇宙を目指す男達。
その一方、宇宙時代の波にとり残されても、飛行機の可能性に挑戦し続ける空軍パイロット。
夢を追う男の姿は本当にカッコいいものです。
　
７人のうち４人の飛行士達の宇宙飛行シーンがあり、それぞれにトラブルやドラマがあって面白かったです。
それにしても、あの宇宙空間から見た地球のなんと美しきこと。
　
いつの日か、一般人も訓練やリスク無く、宇宙旅行に行ける日が来ることでしょう。
そんな未来の為に、技術者や宇宙飛行士達は今日もこれからも頑張るのです。
宇宙に夢を馳せ、待ち望む私達のために。

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