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死んでしまったら私のことなんか誰も話さない
(NADIE HABLARA DE NOSOTRAS CUANDO HAYAMOS MUERTO)

1995年/スペイン
[監督]アグスティン・ディアス・ヤネス
[出演]ヴィクトリア・アブリル/フェデルコ・ルッピ


[あらすじ]
事故で寝たきりになった夫と、残された借金。
そんな家族を捨てて逃げ出した主婦・グロリア。
スペインからメキシコに渡った彼女は娼婦となり、酒に溺れ堕落した生活を送る。
ある日マフィアの抗争に巻き込まれたグロリアは、偶然マフィアの重要なファイルを手に入れる。
スペインに強制送還されたグロリアは、ファイルの情報を元に闇金に手を出し、そんな彼女にマフィアの手が静かに迫る。
 
[感想]
長ったらしいうえになんともネガティブなタイトルの映画です。
で、タイトル通り、主人公が崖っぷちの人生をたくましく生きてゆくお話です。
 
この女性が薄幸なのは、半分は自業自得、ただ単にグロリアがだらしなくて不器用なだけ。
こうも要領が悪いと同情する気にもなれません。
もっと辛い境遇を乗り越えて生きている人なんて、この世には星の数ほどいます。
優しい姑にお膳立てをしてもらっておいて、この程度の逆境を乗り越えたくらいで、人生の再出発だなんて言われてもなぁ。
 
リンチなシーンが痛そうで、見てて気分が悪くなりました。
しかもラストは、なんでも”死”で短絡的に物語りを片付けようとする北野武映画みたいなセコイ結末。
グロリアだけが独り勝ちの、最後の最後まで救いようのない映画でした。
あぁ、女ってのは本当にたくましい生き物です・・・。

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