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ベルリン・天使の詩
(DER HIMMEL UBER BERLIN)

1987年/独=仏
[監督]ヴィム・ヴェンダース
[出演]ブルーノ・ガンツ/ソルベイグ・ドマルタン


[あらすじ]
東西統一前の西ドイツ・ベルリンに彷徨う霊=天使。
天使は人々の心の中は判るものの、彼の姿は人間からは見えず、人々に触れることも、語りかけることも出来ない。
なぜ自分が天使なのか、なぜ彷徨っているのかも判らない。
天使は、街を彷徨う人々の心の中に触れているうちに、独りの女性と出会う。
彼女に恋をした天使は、天使から人間になろうと決意する。
 
[感想]
うーわー、冒頭から詩がバンバン飛び交い、難解な言い回しが、詩どころか子守唄。
どうしても途中で寝てしまって、前半観るのに3日かかりました・・・。
お爺さんも、おばさんも、子供も、頼むからその陶酔したようなセリフ(思考)はやめて下さい。
誰もがポエットなところが、「永遠と一日」とカブって見えます。
そういやどっちもブルーノ・ガンツだし。
そこら辺を歩いてる人が、こんなポエミーな思考してるわけないじゃん、これだからフランス映画は・・・。
 
しかし後半は急展開。
サーカスの女性を意識し始める天使、人間となった天使の喜び、そして彼女との巡りあい。
なんで白黒映画なのかと思ったのですが、白黒なのは天使の目線だったんですね。
天使が人間になって、画面がカラーになった時の新鮮さといったら。
 
そして、最初はゲスト程度の登場かと思われたピーター・フォーク、・・・まさかあんな重要人物だったとは。
しかもこんな欧州映画(しかもベルリンと局地的)で、アメリカンヒーロー(?)を絡めてくるとは。
天使が人間になるという発想と、コロンボの使い方は面白いと思いましたが、いかんせん「詩」の乱発が余計。
そういや、ピーターは殆ど詩を口走りませんでしたね。さすが米人。
人間になった天使が女と再会しクライマックス!ってところで、女が、突然詩をタラタラ語りだして、
「この期に及んでまだ喋るか・・・。」と呆れてしまいました。
あぁ、もう、だからフランス映画は苦手なんだよ・・・・。

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