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ロード・オブ・ザ・リング
(THE LORD OF THE RINGS / THE FELLOWSHIP OF THE RING)

2001年/米=ニュージーランド
[監督]ピーター・ジャクソン
[出演]イライジャ・ウッド/ヴィゴ・モーテンセン


[あらすじ]
様々な種族が共存する「中つ国」のホビット村に暮らす青年フロドは、ある日、叔父から一つの指輪を譲り受ける。
その指輪は、永いあいだ失われていた、古代の冥王サウロンを蘇らせる悪しき魔力を宿した指輪だった。
指輪の出現に、冥王と暗黒の国モルドールが目覚め、指輪は邪悪な者達の心を再び惹きつけはじめた。
サウロン復活を阻止する手段はただ一つ、指輪をサウロンの懐・モルドールの「滅びの山」の火口に捨てなければならない。
フロド達4人のホビットと、彼らを守る旅の仲間達は、指輪を葬るべくモルドールの国を目指す。
[感想]
ある日突然、世にも恐ろしい指輪を受け継いでしまい、わざわざサウロンの懐まで指輪を捨てに行くハメになったフロド。
ご主人フロドを守りぬくと心に決め、危険な旅に付き添う庭師のサム。
ホビット仲間のメリーとピピン。
中つ国に精通し、ホビット達を導く魔法使いガンダルフ。
サウロンと因縁のある人間の王の末裔アラゴルン。
祖国の行く末を憂う人間の戦士ボロミア。
ドワーフの戦士ギムリとエルフの戦士レゴラス。
精鋭なる仲間達に支えられながら、フロドのハラハラドキドキの旅が始まります。
 
私が指輪物語に出会ったのは、中学の図書館でした。
この本を手にしてから指輪物語にどっぷりハマり、高校に進学してアルバイトして、初めての給料で買ったのが、指輪物語の赤表紙全巻でした。
すっかり活字離れしてしまって、もう表紙を開くこともないでしょうが、今でも大切に持っています。
こんな壮大な物語をどうやって映画化するのかと不安でしたが、聞いてビックリの3年がかり3部編成上映。
しかも第1作ですでに3時間半という長編。
もちろん3作とも映画館に出向いて観ました。
ファンにとっても、本当に長い、でも楽しい3年間の旅でした。
 
3部まとめての感想を言うと、あの長いストーリーを本当に巧くまとめてあって面白かったです!
原作に忠実で、尚且つあの世界を見事に映像化した美術・CG、幻想的な音楽、本からそのまま飛び出したかのようなピッタリのキャスティング。
原作を大事にするこの心意気、「ゲド戦記」に爪の垢を煎じて飲ませたいくらいです。
 
不満なことも幾つかありました。
前知識のある人にとっては、まるで本の中の世界がそのまま映像として目の前に繰り広げられるのですから面白かったし、粗探しも出来ましたが、
指輪物語を全く知らない人が見て、あのお話がはたしてどれだけ理解できたのでしょうか?
あと、全体的に画面が暗くて、なにをしているのか分からない事が多かったです。
特に戦闘シーンが暗くて(特に物見台とモリアの坑道内の戦闘)、フロドが刺されたかどうかなんてこれじゃ全然分かんないよ!とイライラしてきます。
 
もう一つ、原作では少ししか出番の無いエルフのアルウェンの出番が多くてでしゃばり過ぎ!
少なくとも私にとっては、アルウェンは慎ましく、凄い美人であって欲しかったのです。
なのにリブ・タイラーがエルフの絶世の美女役って・・・どのエルフよりもデカく長い顔で、これのどこがエルフよ!?と心の中でブーイング。
旅の仲間が男ばっかりで、ロマンスを加えたい気持ちは判りますが、リブ・タイラーの馬面がスクリーンにアップになる度にゲンナリしました。
せめてリブ・タイラーじゃなければ、もう少し感情移入できたかも。

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