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バイク遍歴

岐阜県の某田舎町の、古い民家で生まれ育ちます。
小学生の頃から、裏山で焚き付けの杉の葉を拾ったり、
薪を割って燃やして風呂やクドを沸かしたり、畑や田んぼの手伝いをさせられて、
ワイルドに育ちました。
 
子供の頃からバイクは好きでしたが、
あくまで特撮ヒーローやアニメ・漫画の世界の中だけのマシンという存在でしかなく、
自分が乗るものだとは思いもしませんでした。
そんな時、父親が暇つぶしに買って読んでいたバイクの本を見て、
アニメや特撮とは違う、リアルな存在のバイクを目の当たりにし、
バイクの免許をとろうと思い立ったのが18歳。
 
←その時の本がこれ。
免許を取ったらこれらに乗れるんだ〜とワクワクしながら毎日のように眺めていた思い出の本なので、
今でも大事に持っています。
 
高校卒業とともに就職して親元を離れ、岐阜県内の某市に引越し。
会社の寮に暮らしながら、自動車学校へ通います。
卒検の直前に発表される検定コースを、その場で覚えるのがとにかく苦手で、
本番にはコースをすっかり忘れてしまい、全てコースミスで3回卒検を落とされ、悔し涙を流す日々。

SUZUKI GSX-R250
 
苦労の甲斐あって中型二輪免許を取得し、さっそくバイク屋さんへ。
当時女性の間で大流行だったセローが欲しかったのですが、
一緒にバイク屋に付いて来た母親が、「そんなバイク(オフ車)は女の乗るモンじゃない!」と怒って、
強制的に、目の前に展示されていた中古のGSX-R250を購入させられます。
 
欲しくもないのに買わされたGSX-R250には愛着があまり持てず、
殆ど写真にも残っていません。
しかし当時は、ただバイクに乗って走るのが楽しかったので、
このバイクにはそれなりに楽しませてもらいました。
 
このGSXはSPモデルで、限定カラー、イエローバルブ標準装備で、
限定の赤ホイール、当時まだ珍しかったビルトインウィンカー装備モデルでした。
そして、なぜか速度警告ランプ(80km超で赤ランプ点灯)も付いていました…。
当時は本当にバイクの事をよく知らなくて、
このGSXにHRCやマルボロのステッカーをぺたぺた貼って乗り回していました。
しかしGSXに乗り始めてちょうど1年頃、信号で停車中の車にノーブレーキで追突して、GSX大破。
そのまま帰らぬバイクに。

 

SUZUKI DR250SHE
 
GSXを潰してもすぐに立ち直り、今度こそオフロード車を買ってやる!と、母親に内緒でバイク屋さんへ。
その時にはセローへの熱は冷めており、欲しかったDR250SHEを購入。
車体も性能も好みのバイクでしたが、唯一、カウルの鯖のようなグラフィックデザインが嫌で、
カッティングシートを貼ってデザインを隠していました。
 
DR250SHEとは、4ストオフローダーDR250Sに、油圧車高調整機能(H)とセルスターター(E)を装備したツーリングモデルです。
車高調整機能とは、リアサスが油圧ジャッキのような構造になていて、
ハンドルに付いているダイヤルを回せば、サスの衝撃吸収運動でポンピングされて車高が上がり、エアを抜けば車高が下がりました。
スズキならではのトンデモ発想な機能でしたが、いまいち実用的でなく、
この車種に使われただけで終わってしまいました。
 
この頃は、色々な人達にツーリングに誘われ、マスツーに連れてってもらっていました。
周りのオフ車乗りの人はみんなキャンプツーリング派だったので、
今までユースホステルやビジホを利用していた私も、影響を受けてキャンプを始めます。
キャンプの知識が全くないので、
バイク雑誌のキャンプ特集や、キャンプツーリングマニュアルのようなものをむさぼり読みましたが、
紙面から得た知識はあまり無く、一緒にキャンプした人達の知恵や自分の経験が、一番役にたっています。
ツーリングの行き先にも貪欲になり、アウトライダーがバイブルになりました。
 
DRはとにかく面白くて、本当に楽しかったバイクです。
特に、車高調整機能はみんなにウケて、いつも話のタネになりました。
その後、転職して、DRとともに大都会名古屋へ引越し。
仕事先で夫と出会い、DRにタンデムをしていた頃もあります。
しかし'98年頃、DRはマンションの駐輪場から盗まれてしまいました…。

 

YAMAHA XT400E ARTESIA
 
DRを失ってヘコみまくりましたが、次のバイクを選びます。
候補は、アルティシアとRF400。
 
アルティシアは発売当時はけっこう人気があって、
雑誌でもちょくちょく撮影モデルに使われていたし、林道でもよくすれ違いました。
当時ガルルで、アルティシアに乗って南米ツーリングをした人のツーレポが連載していて、
その記事がとても印象的で、以来ずっとアルティシアに憧れ続けていました。
 
RFはその時まだ現行モデルで、発売当時はスズキの一推しモデルだったため、
戦隊ヒーローのベース車両に提供されたり、スズキのCMにも使用されていました。
赤くて大きな車体に、完全に一目ぼれ。
どちらもずーっと欲しいと思い続けていた、甲乙つけがたいバイクでしたが、
マンションの駐輪スペースが狭く、とてもRFの巨体は置けないと悟って、中古バイク雑誌でアルティシアを探します。
 
しかしこの時すでにアルティシアは生産中止になって久しいモデルであったため、
もはや選べるほどのタマが出回っていませんでした。
本当は2型が欲しかったのですが、1型しか無かったため、妥協してアルティシア1型購入。
 
'99年に結婚して、私と共に愛知県某市に嫁入りしたアルティシアは、今でも愛車です。

SUZUKI RF400
 
'04年頃、たまたまヤフオクを流し見していて、
RFが格安で出品されているのを発見してしまい、物欲に歯止めがきかず、落札。
カウルのコケキズが酷いので格安だったタマですが、
その後綺麗なカウルも落札して換装し、綺麗な車体に。
しかし度重なる立ちゴケやクラッシュで、カウルは再びボロボロの状態…。
 
このバイクが、4台の中で一番距離を走っています。
8年経過して、色々な箇所がくたびれてしまったので登録抹消しました。


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