20時に出発してR19を走ります。
中津川ICから中央道に乗り、恵那山トンエル手前の神坂PAに21時半に到着。
恵那山は朝に愛知を出発しても十分登れる山ですが、
少しでも楽をしたいので神坂PAで車中泊します。

朝は5時に起床。
雲の上にこれから登る恵那山が飛び出しています。
コンビニで買ってきた朝食を食べ、身支度してPAを出発。
恵那山トンネルを抜けてすぐ園原ICで降り、登山道に向かいます。

これから登る広河原ルートの登山口は、霧ヶ原大谷線という険しい林道の奥にあります。
林道の途中にゲートがあり、その手前に登山者用の駐車帯があります。
トイレはここから頂上まで無いので注意。

登山口はゲートから歩いて30分ほど奥にあります。
6時20分、登山届けを記入したら、ウォーミングアップ気分で林道を歩きます。

万年通行止めの霧ヶ原大谷線。
そこら中で崖崩れや落石だらけです。
しばらく進んで崩落しそうなトンネルをくぐると、谷側に登山道があります。

6時50分、いよいよ広河原ルートを登ります。
まずは丸太橋で川を渡ります。
広河原ルートは、この川が増水すると帰れなくなるので、天候の変化に注意が必要です。

恵那山には4つのルートがあります。
この広河原ルートは、最短距離で頂上まで登れるのですが、
その分急坂を一気に詰めていかなければなりません。
まだ10分も登ってないのに、早くも足がガクガクしだしました。

ルート上には、1/10〜10/10という目安が設置されています。
スタートから2/10までは岩場の急登で、かなりキッツイです。

スタスタ進んでいく子供達、さっそく遅れがちな母…。
朝靄が立ち込める神秘的な森の中を進みますが、子供達に置いていかれないよう必死で、風景なぞ楽しんでいられません。

3/10を越えると、一番キツイ登りはクリアした感じです。
しかしまだまだ、緩急交えた登り坂が続きます。

次第に笹ヤブが深くなてきました。
人の丈ほどあるヤブが登山道を隠すほどに茂っており、ヤブを漕ぎながら進みます。
泥質の道が、長雨ですっかりグチョグチョに捏ねられており、子供達のスニーカーがどんどん浸水していきます。

恵那山親子トレッキング／2へ続く