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唐松岳〜五竜岳縦走/1 '16.10/10〜11

北アルプス・後立山連峰の唐松岳と五竜岳を縦走しました。
ピストンコースでなく、起点と終点が異なる縦走コースを歩くのは、これが初めてです。

前日17時に愛知を出発、下道R19でのんびり白馬を目指します。
20時に道の駅奈良井にて2時間ほど仮眠し、0時半に八方の第3Pに到着。

1日目はam5時40分に起床。
昨夜、モリモリ食べながら運転してきたせいか、
翌日になってもお腹が空かなかったので、
朝食に摂ったのは、昨日運転中に飲み残したカフェラテだけでした。
身支度を整え、ゴンドラ乗り場まで歩きます。

 

八方尾根のゴンドラ乗り場は、7時から運航開始です。
7時前に到着した時には、早くもゴンドラ運転待ちの行列が出来ていました。
チケット売り場で、ゴンドラ&2つのリフトの乗車券のセットを購入。
今回は八方尾根から登り、遠見尾根から下山予定なので、片道切符しか買いません。
登山届を記入した後、私もゴンドラ運転待ちの列に並びます。

7時にゴンドラ運転開始。
さほど待たずに乗れましたが、上に行くにつれ怪しい雲行きになっていきます。

ゴンドラからリーゼンクワッドに乗り換え。
コブスキーヤーの聖地・兎平ゲレンデを登っていきます。
今年もたくさんの雪が積もり、コブコブな斜面になりますように。

リフトに乗っている体に、雨がポツポツ降ってきました。
おいおいちょっと待て、雨予報だとは聞いてないぞ。
ザックの中は雨の養生をしてないし、ザックカバーも持ってきてないぞ。

更に、リーゼンクワッドからグラートクワッドに乗り換え。
グラートクワッド乗り場周辺の鎌池も紅葉しています。
しかし景色は、完全に雨雲の中…。

■八方池山荘 am7:45

グラートクワッド終点にある八方池山荘が、
今回の山行のスタート地点です。
トイレもずいぶんと混んでるなぁ。

トイレをお借りし、スッキリしたところで、
7時45分に出発!

八方池山荘から石神井ケルンまでは、階段状の木道です。
朝一ゴンドラでスタートした人達が一斉に登っているので、渋滞気味です。
しかも重装備な私は、スタートからいきなりペースが遅いので、
軽装な人達にどんどん道を譲りながら、マイペースで登ります。

石神井ケルンにもトイレがあります。
ガスで視界は効きませんが、幸い雨は小雨程度で、
レインウェアを着るほどではありません。
どんどん登って雲を抜ければ、きっとそこには晴れがあるはず!

八方ケルンまで来ても、まだガスは抜けず。
でも、空が明るくなってきました。
八方池まであと少し!青空までもあと少し!

■八方池 am8:45

雲より上まで登り、いきなり視界が開けました。
その先に、なみなみと水を湛えた八方池が見えてきました。
八方池山荘からキッチリ1時間で、八方池に到着です。

八方池と言ったら、水面に映る逆さ白馬三山が楽しみなのですが、
この日は風が強くて湖面が波打ってしまい、
逆さ三山が見られませんでした。
八方池は以前にも見に来ているので、今回はスルー。

雲海に浮かぶ、白馬三山の雄姿!
晴れを信じて雨雲を突っ切った人が見られたご褒美の風景です。

八方池を通過すると、いよいよ本格的な登山道になります。
ダケカンバのトンネルをくぐりながら、高度を上げていきます。
残念ながら紅葉はとっくに終わって、すっかり落葉した後でした。
と言うか、今年の天候不順の中、ちゃんと紅葉したのかしら?

八方尾根は起伏が少なく、非常に登りやすい尾根道です。
そんな北ア屈指の楽チン尾根道を、
苦しそうにのっそりのっそり登る、大荷物のオバチャン…。
老若男女に抜かれまくりです。

青空なのはいいのですが、いわし雲で、明日は晴れない予感。

唐松岳〜五竜岳縦走/2へ続く


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