am5時半、中房の登山口からスタート。
今回は、子供達にトレッキングを経験させるために来ました。
白いタオルがけ姿が、「これから枝打ちに行く営林署の人」のようなジジくささ。
　
中房から燕岳へは、合戦尾根と呼ばれる坂を延々と登らなければなりません。
スタートからいきなりずっと急な坂です。
上り始めて5分で、もう帰りたくなってきました。

どうにも体の調子がおかしくて、坂が登れません。
足や手から血の気が引き、痺れて自分の体じゃない感じです。
やがて立ちくらみが酷くなり、まっすぐ歩けない状態に。
持病の貧血です。
　
6時半、やっと第一ベンチに到着。
すでに、標準コースタイムの倍かかっています。

子供達は何度も引き返して来ては、私のザックを運んでくれたり、遅れまくりの私を応援してくれます。
しかし体が言う事を聞いてくれず、10歩ほど歩いてはゼイゼイ息つくほどにフラフラ。
　
7時半、地を這うような状態で第二ベンチに到着。

無情なほどに急坂は続きます。
急坂のわんこそば、急坂の金太郎飴…。
　
燕岳親子トレッキング／２へ続く