■せせらぎ街道

定番のせせらぎ街道経由で高山に向かいます。
今日は一日曇り予報でしたが、この時だけスカッと晴れました。
青空が見られたのは、2日間の間でこの一瞬だけでした。

煽ってくるバイクに道を譲り、
追いついた車に道を譲られながら北上します。
のどかな風景に反し、いつも殺気立っている道です…。

■ひだ清見ラベンダー園

せせらぎ街道のもうひとつのラベンダースポット・ひだ清見ラベンダー園に寄りました。
ただ、パスカル清見のラベンダーが満開という事は、ここはまだ満開には早いかもしれません。

ラベンダー園に来てみると、早いどころか全く咲いていませんでした…。
でも花芽は上がっていたので、あと2〜3週間もすれば見頃を迎えるでしょう。

■道の駅ななもり清見

さて、もう時刻は15時です。
せっかくなので、ななもり清見に寄って、
飛騨牛の朴葉味噌焼き定食を食べることにします。

去年の白川郷ツーリングでも食べたこのメニュー。
独り焼肉ばりにハードルが高いメニューですが、
人目など気せず夢中で焼き、
一度もお茶碗を手放す事なく一気に完食！
美味い！たまらん！
…でも脂っこいから、一年に一度食べるだけで十分満足です。

r76は豪快な峠越えのある、山奥の快走路です。
キャンプ場に17時までに必ずチェックインして下さいと言われていたので、
進むにつれ間に合わないかも…と焦りだし、
せっかくの景色に目もくれずにR471に抜け、
道の駅奥飛騨温泉郷上宝へと急ぎました。

■奥飛騨温泉郷オートキャンプ場

キャンプ場にチェックイン出来たのは16時半。
案内された区画に、さっそくテントを立てます。
この日の客は、私と、カップルと、ソロライダーの3組のみ。
広いキャンプ場なのに、3区画に3組が横並びにさせられました。
でも垣根で仕切られているので、苦にはなりませんでした。

今日は一日中、20度行くか行かないかという気温で、
メッシュジャケットではとても寒かったです。
でも設営や準備をしていたら汗ばむほど暑くなったので、
ゴロゴロしたり読書したりコーヒーを飲んだりして、
ほてった体をしばしクールダウン。

18時、日が沈みました。
ゴロゴロしていたら体が凍えてきたので、
さっそく露天風呂で体を温めることにします。
このキャンプ場には、入りたい放題の露天風呂があるのです。
他に誰もいなかったので一枚写真を拝借しました。
石鹸＆シャンプーの使用が禁止なので、ここで体は洗えませんが、
施設内にコインシャワーがあり、そこで洗えます。

奥飛騨温泉郷オートキャンプ場DATA　（一名＆バイク一台で利用の場合）

住所…岐阜県高山市奥飛騨温泉郷田頃家11-1
金額…1800円（サイト料1000円・入場料500円・美化協力金300円）
サイト…松林や河川敷の砂地サイト。全て区画されており、フリーサイトは無し。
バイク駐輪場…乗り入れ○
トイレ…水洗。超綺麗。場内に数箇所ありますが、
今回は平日で客が少なかったので、サイト最寄の一箇所しか開いていませんでした。
ごみ箱…なんと区画サイトひとつひとつに個別設置されています。チェックイン時に分別用のゴミ袋をくれます。
最寄のお店…道の駅に隣接しているので、そこで調達することも出来ますが、出来れば高山や神岡で事前に調達がお勧め。
最寄のGS…近くには無かった気がします。食料と同じく、事前に満タンにしておくのがお勧め。
最寄の風呂…場内に露天風呂あり。6時〜22時入りたい放題。
露天風呂では石鹸やシャンプーの使用禁止。体を洗いたい時は、脱衣場にコインシャワーがあるのでそちらで。

感想…道の駅奥飛騨温泉郷上宝に併設されたオートキャンプ場です。
サイトは、松林の中、河川敷、その中間の3種類あります。
ライダープランは良心価格で利用できますが、
その日の開きスペースをあてがわれるので、こちらからは場所を選べません。
最も便利でロケーションが良いのは、今回利用した中間サイトです。
17時を過ぎると道の駅が閉店し、キャンプ場のゲートも封鎖されるので、
翌朝6時まで出入りが出来なくなります。
ブユの攻撃が凄まじく、蚊取り線香も効かず、数箇所刺されて痒かったです。
虫除け対策は万全に。

'15奥飛騨ツーリング／3へ続く