本当は1泊2日でキャンプツーリングに行く予定でしたが、
寒さにメゲて中止にしました。
季節的にはもう紅葉も終わり、自然を楽しむツーリングのシーズンでもありません。
ならば、近すぎて面白くなく、風景的も楽しくない、
普段避けている四日市周辺に行くことにしました。
近場だからと、寒さで出発を渋っているうちに、もう6時。
重い腰を上げて、R23に向かいます。

空が白んできたので、川越の火力発電所の海岸に寄り道し、
マグに入れてきたホットコーヒーを飲みながら、
寒風吹きすさぶ海岸で朝日待ちをします。

発電所脇の砂浜に、なんと海上道路が出来ていました。
伊勢湾岸道から四日市港に直通する臨港道路を建設中だそうです。
ここは無料で潮干狩りが出来る希少な砂浜だったのですが、この工事で生態が変わってしまったり、
この先立ち入り禁止になったりしてしまうのでは…。
でもこれが完成したら、少しはR23天ヶ須賀の渋滞緩和になるのでしょうか。

白い満月が、凪の水面に投影されていました。

寒い！もう我慢できん！
7時15分、出そうで出ない朝日に痺れをきらして撤退する時に、やっと朝日が昇りました。

7時を回ったら、もう四日市周辺は大混雑になります。
R23やR1を逸れ、どんどん山側の住宅地へと追いやられていきますが、
どこをどう走っても、どこへ向かっても、どんな細い路地に逃げても、どこもギッシリ大渋滞…。
毎回思いますが、四日市の人達、よくこんな所で暮らせるなぁ。

散々迷子になり、渋滞に耐え、やっとの思いで市街地を脱出。
向かうは、まだ紅葉が残っていることを期待しての宮妻峡です。
連なる鈴鹿山脈の麓へと向かって走ります。

という事で、宮妻峡の入口まで来ましたが、この先は災害で通行止め…。
通行止め箇所にあった展望駐車場から伊勢湾遠望しますが、逆光と霞みでイマイチ。

■水沢もみじ谷

宮妻峡から引き返し、途中にあった水沢もみじ谷という場所に寄り道。
現代的に護岸整備された味気ない谷なのですが、
その周辺にはたくさんのモミジが植えられており、
谷一帯を真っ赤に彩っています。

ベンチとテーブルで紅葉を愛でながら、マグと持参した桜餅でコーヒーブレイク。

'17北勢ツーリング／2へ続く