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豪雪地帯の秘境・有峰林道/1
 
岐阜県と富山県の県境、立山連峰の薬師岳の麓に広がる有峰湖。
有峰林道は、有峰湖周辺を通り抜けるための、有料舗装林道です。
豪雪地帯のため、半年以上の間冬期閉鎖され、ダム以外は観光施設もなにも無い道です。

岐阜県側の有峰林道の入り口は、神岡の北にある、県境の飛越トンネルです。
(R41から跡津川沿いに林道を進んだ所にも入り口はありますが、現在は封鎖されているようです。
マップルでは通行できそうに見えますが、有峰林道のパンフでは通行不可になっています。)
 
神岡から高山大山林道という快走路を北上して、飛越トンネルを通過。
飛越トンネルの入り口には、冬期閉鎖用の立派な扉が設置されています。
 
トンネルを抜けてほどなくの場所に、料金所があります。
ここから、有峰林道・東谷線のスタートです。
 

東谷線は快走路。
ただ、森以外はなにもありません。
 
6月末だと言うのに強烈な寒さで、たまらずレインウェアを着込みます。

 

東谷線を進むと、東岸線と南岸線との分岐に至ります。
東岸線は一般車通行禁止なので、南岸線を進みます。
 
南岸線はちょっと狭い湖岸道路。
大きなダム湖、有峰湖沿いを走ります。
湖岸道路と言っても、常に湖が見えている訳ではなく、相変わらず深い森の中です。

再び分岐になりますが、一方は通行止め。
南岸線から西岸線に名前を変え、ダム湖沿いを道なりに進みます。
 
富山側からの入り口のひとつ、小口川線との分岐に到達。
しかし小口川線は、6月末だというのに未だ冬期閉鎖中です。
この道は、毎年7月からしか開通しないのです。
 
もう夏だというのに、冬期閉鎖…。
 

小口川線との分岐を過ぎれば、すぐに有峰ダムです。
巨大な重力式コンクリートタイプで、圧巻のスケールです。
 
有峰林道は、このダムの天端を渡ります。
道幅が狭く離合不可なので、信号による相互通行になっています。
車はすみやかに通り抜けなければいけません。
 
バイクなら路駐しても支障がないだろうと、路肩に停めてじっくりダムを堪能。
その間、3回くらい信号が変わった模様。
ダムをじっくり見たい車の人は、歩いてダムを見学しましょう。
 
豪雪地帯の秘境・有峰林道/2へ続く


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