B switch (home) > 単車日和〜中部 > 大正の電力王・福沢桃介/2

大正の電力王・福沢桃介/2
 
大正の電力王・福沢桃介/1
へ戻る

■読書(よみかき)発電所
桃介が手がけた、当時日本最大の水路式発電所「読書発電所」です。
重厚な建物で、半円の窓や、細かい装飾がお洒落です。
 
木曽川沿いには他にも、レンガ製の大桑発電所や、屋根に八角形の塔がある須原発電所など、 大正テイスト漂う発電所が点在しています。
割愛するのが惜しいくらい、どれもハイカラな桃介を偲ばせるレトロモダンなデザインです。
もちろんどれも現役で稼動中です。
須原発電所の周りには、「木曽川電力資料館」や桃介公園もあります。
読書発電所にあったトホホな看板。
本当に真面目に描いたのか、狙って描いたのか。
どちらにせよ、脱力系にもほどがある・・・。
オッサンが特にシュールです。

 
■柿其(かきぞれ)水路橋
読書発電所より上流にある柿其渓谷に向かう道沿いに、柿其水路橋があります。
木曽川から取水した発電用の水を、山を伝って読書発電所に運ぶ為の水路橋です。
これもやはり桃介が手がけたもので、発電所と共に重文や近代化遺産に登録されています。
 
あまりに大きいから、パッと見では車道か鉄道の橋にしか見えません。
水路橋の上には、たっぷり水が流れています。
トンネルの装飾も地味ながら凝っていて、琵琶湖疏水を思い出します。
 
もしこの水の中に落ちたら・・・流されて、水管の中を落ちて、タービンに切り刻まれて・・・。
なんて考えると、お尻キューー!
■大井ダム
水路式発電が主だった当時、桃介は恵那市の木曽川に、日本初のダム式発電所である大井ダムを操業させます。
ダムの大きさも当時日本一。
この偉業により、彼は電力王の名を揺るぎなきものにします。
 
彼が残した木曽川水系の発電施設群は、今なお関西電力の管轄で、当時の姿のまま電気を生産し続けています。
 
<終わり>
 
是より木曽路/2へ戻る

B switch (home) > 単車日和〜中部 > 大正の電力王・福沢桃介/2