せっかくの秋の北海道なので、夫に千代田堰堤のサケ漁やインディアン水車漁や、
川を遡上する鮭を見せたかったのですが、どれも時間の都合で諦めました。

小樽運河で、ヨタヨタに弱った鮭が、懸命にジャンプしている姿が見られました。
運河には鮭の死骸が多く漂い、腐敗臭もしましたが、これも北海道のありのままの風景です。

小樽には海の幸の昼食を求めてやってきました。
ちょうど正午となり、小樽運河付近で食堂を探し回りましたが、こんな観光地なのに、全くお店が開いていません。
出抜小路という飲食店街も行きましたが、コロナで休業しますという張り紙だらけで、どこも開いていません。
新型コロナで外国人観光客が皆無となり、観光業が大打撃なのは分かりますが、
それでも、GoToキャンペーンで日本人観光客はもの凄く沢山歩いています。
なのに、休業なのか廃業なのか分かりませんが、飲食店はどこも開いていないのです。

飲食店を探しながら、小樽市内を散策。
小樽市内には、明治時代からの歴史的建造物がそこら中に残っています。

石造りのレトロな建物が、あっちにもこっちにも。
そのほとんどに、重要文化財のプレートが与えられています。

市内では、歴史的建造物を巡る社会見学の小学生の団体もたくさんいました。
私達もじっくりゆっくり巡りたいところですが、それよりも空腹で、お店探しが優先です。
あと、打ち切りなしで加算され続ける駐車料金も気になるし、飛行機の時間も気になる…。

結局、入りたいお店が見つからず、何も食べないまま小樽を去る事にしました。
運河付近でなく小樽駅のほうまで登って行けば、きっと食べる所があったかもしれません。

小樽に再訪する機会があるなら、次は冬に、スキーとセットで観光したいです。
昼はスキーを楽しみ、夜は雪化粧した街と建造物を見ながら散策したいです。

'20秋の北海道ドライブ4日目／4へ続く