紅葉の道東ツーリング/3日目その1
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■早朝の美幌峠 北海道ツーリングの3日目の早朝。 夜明け前の暗い空の下でマジェに荷物を積み込んでいると、ポツポツと雨が降ってきました。 はぁ・・・と溜め息をつきながらレインウェアを着込んで、5時にYHを出発。 夕べ屈斜路原野に泊まったのは、屈斜路湖を赤く染める朝日が見たかったからです。 しかしこの空模様では、望みは適いそうもありません。 朝日を見る予定だった津別峠は通行止めらしいので、夕べ登った美幌峠を再び登ります。 峠での天候回復に一端の望みを賭けていたのですが、回復どころか昨日より展望が悪そうです。 美幌峠に着く頃には空は白みましたが、雨が激しく降りつけて寒いのなんの・・・。 もちろん朝日なんて全く見られず。残念。 |
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■石北峠 美幌峠からR243で美幌〜R39で北見〜道の駅おんねゆ温泉までやって来ました。 気温は6℃、カッパを着ていても寒さと雨でガチガチ震えが止まりません。 コーヒーで暖をとりたくても、自販機の飲み物は全部コールドです。 北見からずっと燃料警告ランプが点滅しているのですが、朝早くてどこもGSが開いていません。 道の駅の隣にGSがあるのですが、開店するまで1時間も待たなければなりません。 この先は山深い石北峠越えで、層雲峡まで何十kmもGSは無さそうです。 さて、このままGSが開くまで1時間待つか。 一か八か、このまま石北峠を越えて層雲峡のGSに賭けるか。 待つのが嫌いな私は、燃料警告ランプをチカチカさせながら石北峠までやって来ました。 ここまで来れば、ガス欠になっても惰性で麓まで下れます。 峠の茶屋でアツアツの茹でとうもろこしと甘酒で暖をとって、峠を下ります。 |
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■層雲峡 石北峠を下り、層雲峡のGSに駆け込んで燃料を満タンにしてもらいました。 残量を見たら、もう5kmも走れなかったようです。 ふぃ〜危ないところでした。 もしこのGSが休みだったら、上川にも糠平にも行けずに立ち往生するところでした。 やって来た層雲峡は、雨がザンザン降り、ガスって最悪の状況でした。 でもせっかく来たので、層雲峡ロープウェイに乗ってみます。 |
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■黒岳駅 ロープウェイに乗ったものの、激しく吹き荒れる風がゴンドラを揺さぶり、生きた心地がしませんでした。 黒岳駅に着いたら、天候はもっと酷く、一面真っ白でとにかく風が強くて立っていられません。 |
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黒岳駅舎の屋上展望台からは、美しい山並みが望めます。 |
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黒岳駅から更に黒岳山頂に向かうリフトがあり、それにも乗るつもりでした。 しかし、黒岳山頂はブ厚い雲の中から顔を出さず、なによりこの強風の中をリフトに乗る勇気などありません。 仕方なく再びロープウェイに乗って麓まで戻りました。 駐車場に戻ると、「今日は天気が悪くて残念だけど、これに懲りずにまた来てね。」と係員の方から絵ハガキをいただきました。 もちろんリベンジに来ますとも! 今度来る時は、高山植物が咲き乱れる夏に黒岳登頂に来たいです。 紅葉の道東ツーリング/3日目その2へ続く |
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