北海道ツーリング6日目/1
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■美幌みどりの村キャンプ場 ドバババババババ!! am5時、フライを撃ちつける激しい雨の音で目が覚めました。 テントの横の排水溝は、ドドォォ!と、溢れんばかりの濁流が流れています。 雨が降るとは覚悟していたけど、こんな豪雨なんて・・・ショボン。 炊事場に退避し、雨が弱くなるまでウダウダと朝食タイム。 2時間も粘ったのに雨は一向に弱くならず、仕方なくドシャ降りの中でテントを撤収&パッキング。 寒さのせいか雨のせいか、エンジンがかからないよう・・・。 |
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■ルクシ峠 |
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・・・今日は一日中雨予報だったよな? なんかどんどん晴れてきたんですけど。 しかもカッパを着てると暑いくらいの天気・・・。 でも、カッパを脱ぐと、雨が降ってくるに決まってます。 もうその手は桑名の焼ハマグリ。 暑くても絶対カッパを脱がないぞ! |
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12年前のツーリングマップを頼りに走っていたら、道が変わり過ぎていてミスコースしまくり。 生田原や遠軽辺りで80kmくらい無駄に走ってしまいました。 丸瀬布に向かう道道に入る頃には、完全なピーカンです。 相変わらず、鉱山跡に向かうと晴れてくるヤな空です。 それにしても、ずいぶん寂しい道です。 こんな山の中にこの良道、ミスマッチ過ぎて逆に怖いです。 |
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■鴻之舞鉱山跡 紋別の山の中には、鴻之舞鉱山跡と集落跡が残っています。 一昨日サロマ湖に行く前に寄りたかったのですが、日が暮れた為に諦めた場所です。 ここは10年前くらいのアウトライダーで見て以来、来てみたいと思っていました。 煙突も精錬所跡も健在で、雑誌の中の写真そのままの姿で残っていました。 でも、しつこいようですが、こんなピーカンの下では眩しすぎて廃墟写真が撮れん! しかも蚊だのブヨだのの一斉総攻撃を受け、あまりもの猛攻にヘルメットが脱げません。 ヤブは身長よりも高く、イバラが有刺鉄線状に張り巡り、足元はグチャグチャのヌカルミ。 なんといっても、昼なのにクマとオバケがいそうな雰囲気が全開バリバリ!! |
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阿波踊りさながらのステップでブヨを蹴散らし、熊除けにワァワァ大声を出しながらヤブを漕ぎ、鉱山跡や住宅跡を散策。 あまりにピーカン過ぎて、バイクに戻ってくると気温計がビックリな数値を表示しています。 多少エンジン熱を拾ったとしても、この数値でも納得するくらい暑かったのです。 カッパを脱ぐと絶対雨が降るだろうと、カッパを意地でも脱がなかったのですが、この暑さのため、逆に汗で蒸れて服がビショビショになってしまいました。 さすがに降参して、ここでカッパを脱ぎました。 「北風と太陽」で、太陽が勝った理由を身をもって理解。 北海道ツーリング6日目/2へ続く |
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