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北海道ツーリング6日目/1
 
北海道ツーリング5日目/3
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■美幌みどりの村キャンプ場
ドバババババババ!!
am5時、フライを撃ちつける激しい雨の音で目が覚めました。
テントの横の排水溝は、ドドォォ!と、溢れんばかりの濁流が流れています。
雨が降るとは覚悟していたけど、こんな豪雨なんて・・・ショボン。
 
炊事場に退避し、雨が弱くなるまでウダウダと朝食タイム。
2時間も粘ったのに雨は一向に弱くならず、仕方なくドシャ降りの中でテントを撤収&パッキング。
寒さのせいか雨のせいか、エンジンがかからないよう・・・。

■ルクシ峠
セルを回しまくって、いよいよダメかと泣きそうなところでやっとエンジンがかかり、ホッ。
昨日のキムアネップでも、チョークを引いてセルを回しまくりました。
北海道に来て、RFの冬の症状である始動性の悪さが出てきました。
バイクだけでなく、デジカメのバッテリーも寒さに負けてパワー不足です。
電池をいちいちカメラから取り出してポケットの中で暖めておかないと、撮りたい時にカメラが動いてくれません。
 
7時半、キャンプ場を出発。
こんな天気なので、丸瀬布の鴻之舞鉱山に行くことにします。
R39〜R333で、美幌から北見を抜け、湧別へ。
ルクシ峠では、佐呂間町の田園風景が一望出来ます。
さんざん降っていた雨は、ルクシ峠を越えるといきなり止み、晴れ間がのぞきました。

・・・今日は一日中雨予報だったよな?
なんかどんどん晴れてきたんですけど。
しかもカッパを着てると暑いくらいの天気・・・。
 
でも、カッパを脱ぐと、雨が降ってくるに決まってます。
もうその手は桑名の焼ハマグリ。
暑くても絶対カッパを脱がないぞ!
12年前のツーリングマップを頼りに走っていたら、道が変わり過ぎていてミスコースしまくり。
生田原や遠軽辺りで80kmくらい無駄に走ってしまいました。
 
丸瀬布に向かう道道に入る頃には、完全なピーカンです。
相変わらず、鉱山跡に向かうと晴れてくるヤな空です。
それにしても、ずいぶん寂しい道です。
こんな山の中にこの良道、ミスマッチ過ぎて逆に怖いです。
■鴻之舞鉱山跡
紋別の山の中には、鴻之舞鉱山跡と集落跡が残っています。
一昨日サロマ湖に行く前に寄りたかったのですが、日が暮れた為に諦めた場所です。
 
ここは10年前くらいのアウトライダーで見て以来、来てみたいと思っていました。
煙突も精錬所跡も健在で、雑誌の中の写真そのままの姿で残っていました。
 
でも、しつこいようですが、こんなピーカンの下では眩しすぎて廃墟写真が撮れん!
しかも蚊だのブヨだのの一斉総攻撃を受け、あまりもの猛攻にヘルメットが脱げません。
ヤブは身長よりも高く、イバラが有刺鉄線状に張り巡り、足元はグチャグチャのヌカルミ。
なんといっても、昼なのにクマとオバケがいそうな雰囲気が全開バリバリ!!
阿波踊りさながらのステップでブヨを蹴散らし、熊除けにワァワァ大声を出しながらヤブを漕ぎ、鉱山跡や住宅跡を散策。
あまりにピーカン過ぎて、バイクに戻ってくると気温計がビックリな数値を表示しています。
多少エンジン熱を拾ったとしても、この数値でも納得するくらい暑かったのです。
 
カッパを脱ぐと絶対雨が降るだろうと、カッパを意地でも脱がなかったのですが、この暑さのため、逆に汗で蒸れて服がビショビショになってしまいました。
さすがに降参して、ここでカッパを脱ぎました。
「北風と太陽」で、太陽が勝った理由を身をもって理解。
 
北海道ツーリング6日目/2へ続く

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