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九州歴史探訪ツーリング１〜２日目／１
　
長崎、熊本、鹿児島の西海岸沿いを巡りました。
キリスト教、明治維新、戦争、産業遺産…日本のあんな歴史こんな歴史の舞台を巡ります。

今回は、九州・長崎まで、高速一気走りです。
今日は金曜日、ETC千円均一の日ではありません。
金曜日のうちに走れるだけ走り、高速上で夜を明かし、
割引が適応される翌日の土曜日の朝に高速を降りる計画です。
　
am10時半、東名阪に乗り、亀山から新名神へ。
急ぐ旅ではないので、出発はゆっくりです。
しっかし、モーレツに暑いわぁ…。
　
新名神の土山SAの駐輪場のバイクマークは、
いくらなんでもそりゃないよ…なデザイン。
新名神から名神へ。
大津SAで昼食にとんこつラーメンを食べて、九州気分を盛り上げます。
が、猛暑日走行で体は汗だくのバテバテ。
　
吹田JCTで中国道へ。
さて、この先下関まで、山陽道を行くか？それとも中国道を行くか？
あまり悩むことなく、中国道をチョイス。
単純に、山陽道より中国道のほうが、山の中で涼しそうなイメージだったので。
18時、岡山県の山の中の、中国道の大佐SAにて夕食。
ちなみに、たいさでなくおおさと読みます。
　
哲多ポーク生姜焼膳をいただきます。
脂が甘くてすごく美味しい！こんなに脂が美味しい豚肉なんて初めてだ！
ほぼ満月の眩しい月をお供に、寝つつ休みつつのんびりナイトランです。
　
20時、広島の七塚原SAにピットインし、22時までテーブルに突っ伏して仮眠。
しかし眠気はとれず、50kmほど先の安佐SAにまたピットインし、am1時まで仮眠。
広島を抜け、島根をかすめ、山口に入ってすぐの鹿野SAで、
今度はメットをかぶったままベンチに寝転がってマジ寝。
　

■関門海峡
やっぱ横になって寝るとスッキリするなぁ。
4時にベンチ寝から起床、鹿野SAを出発。
　
空が白みはじめたam5時、下関の壇ノ浦PAに到着、夜明けの関門橋を望みます。
名古屋から走ること720km。
長くて眠かった中国道は、これで終わりです。
橋の向こうは、九州！
関門橋を渡って九州入りしても、まだまだ高速走行は続きます。
このまま九州道〜長崎道で、一気に長崎に近づきます。
高速走行はいいかげん飽きた…。
　
下関からさらに走ること160km、長崎道の武雄北方ICで降ります。
　

■伊万里川南造船所跡
伊万里市内を抜けて、海岸沿いに残る川南造船所跡に寄っていきます。
取り壊しになるとニュースでやっていたので、見ておきたかったのです。
　
元々はガラス工場だったこの遺構は、のちに造船所に転用され、戦時中は軍艦や人間魚雷を生産。
戦後に廃墟となり、放置されるがまま今に至っています。
　
今この遺構は、取り壊しと保存の間で揺れているようですが、
私は、これでたぶん見納めだろう…という、切ない思いで見学させていただきました。
　
九州歴史探訪ツーリング１〜２日目／２へ続く
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