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四国九州ツーリング〜四国編/1

例年以上の酷暑となった'13年夏に、これまた暑苦しい四国九州へロングツーリング決行。
南国の陽射しと暑さを全身で満喫した1週間でした。

8/4日曜日。
神戸発うどん県行きのジャンボフェリーに乗るために、18時半に愛知を出発。
一宮ICから名神に乗ります。

うわー、関ヶ原上空にラピュタがいるなぁ。
養老山脈沿いにドス黒い雲がトグロを巻き、
稲妻がほとばしっています。
SAにピットインして早目にカッパを着ないとマズいぞ。
養老SAまで急ぎますが、SAまであと2kmというところで、
一気に豪雨に襲われました

養老SAには雨に襲われた難民ライダーが溢れています。
まさにバケツをひっくり返したような豪雨で、
出発から50kmですでにビショ濡れになってしまいました。
ロングツーリング初日に靴が水没してしまい、
萎えて帰ろうと思ったのですが、
フェリーを予約してあるので、とりあえず神戸まで行くことに。

■神戸新港フェリーターミナル

すでにビショ濡れになってしまった身にカッパをまとい、
前も見えないようなどしゃ降りの中を走ります。
夏休みの日曜とあって名神は交通量が多く、八日市栗東間では20kmの渋滞。
バイクの特権走行で先を行かせていただきます。

草津を過ぎる頃には、豪雨を突っ切りました。
暑くてムレムレなカッパを脱ぎたいのですが、
雨が降ったりやんだりの天気なので、脱ぐに脱げません。

21時半に西宮着。
給油がてら、やっとカッパを脱ぎます。
いやーサウナ地獄から開放されて夜風が気持ちよい!
R43で三宮まで走り、途中のコンビニで夕食を調達し、
22時半、フェリーターミナルに到着。
あぁもう、水没した靴が気持ち悪い!

夕食はドリアとコーヒー。
あとは、思わず買ってしまった銀魂のクルーラー。

クーラーの効いた待合室で座ってゆっくり食べたかったのですが、
待合室は客が溢れかえっており、座る場所もありません。
バイク駐輪場に戻り、虚しくドリアを立ち食い。
体を拭いたり、荷物の水没状況を確認しながら、
乗船時間を待ちます。
暑いよう…早く船内でクーラー浴したいよう。

0時半に乗船開始。
真っ先に乗船し、船内の席取り合戦に向かったのですが、
ザコ寝スペースはすでに埋まり、
船内で支給されるゴザを敷いて、通路やロビーで寝る人も。
しかしレディスルームはまだ埋まっておらず、
なんとか椅子席を確保できました。
涼しい部屋で濡れた靴を脱ぎ、足をのばしてくつろぎます。
高松に着くまでたった4時間の船旅、とにかく寝よう。

1日目の走行距離…205km 使用金額…7904円(高速・フェリー代含む)

■高松港

8/5月曜日。
この船は高松経由小豆島行きの船です。
船内アナウンスで、「高松に着いてもいちいち起こしません。
高松で降りたい人は自力で起きないと、小豆島まで行っちゃうよ。」
みたいな注意が流れたので、
寝過ごさないようビクビクしていたら、ちっとも眠れませんでした…。

am5時、高松港に入港。
起こさないと言っておきながら、高松到着時に爆音で船内放送が流れ、
小豆島行きの人までも否応なく目を覚ます仕様でした。

「風が恋を運ぶ〜♪海を遠く渡り〜♪」
久々のジャンボフェリーの歌に、「さぁ四国だ!」と心が躍ります。

うどん県に上陸、さっそくR11に出ますが、
ありゃ?いきなり雨が降ってきたぞ!
朝イチの天気予報では、晴れ予報で降水確率も低かったのに。
慌てて路肩に停車し、カッパを着込み、荷物を養生します。
ただの通り雨ならいいのですが…。

しかし雨はどんどん激しくなり、
前は見えないわ、カッパは浸水するわで、
たまらず店舗の軒先で雨宿り。

雨が弱くなったからと走り出せば、またドバー!とスコールになる、
なんとも不安定な天気です。
雨が激しくなるたびに、軒先を探して雨宿りをします。
ちっとも前に進まん…。

なぜうどん県と連呼しているのかと言うと、
ジャンボフェリーのうどん県の使い方が徹底していて面白かったからです。
HPも徹底的にうどん県表記だし、
船内放送も「このたびはうどん県行きジャンボフェリーにご乗船いただき〜」な感じで、
微笑ましいです。
なので私もこのレポートでは、県名でなく特産品名で表記してみます。

それと、今回の旅には目標があります。
私のスマホには「くーまんの部屋」と言うペットアプリがプリインされており、
GPSで現在地を拾い、その県の観光地を背景にくーまんの写真を撮る機能があります。
アンインスコできないただ邪魔なだけのアプリですが、せっかくなので、
今回はひとつでも多く県を回って、
くーまんの旅写真を撮りまくってやろうという魂胆です。

で、さっそくくーまんinうどん県の写真をゲット。
ちなみに風景は1県につき1種類だけです。
では、やっと雨も小康状態になったし、阿波踊り県へと向かいますか!

■阿波の土柱

R193を南下し、阿波踊り県に突入。
通勤時間帯で交通量が多く、風景も良いわけでなく、淡々と走るだけです。
気温は25℃くらいで走行風は涼しいのですが、
カッパを着ているので中は蒸し風呂状態です。

通りがかりに土柱の看板が出ていたので、見に来てみました。
…これか??これが土柱か?
前に写真で見た時は、もっと立派なモノだった気がしたけどなぁ。
土柱には拍子抜けでしたが、ここまで来たら雨の心配もなくなった感じなので、
ここでカッパを脱ぎます。

阿波踊り県での目標は、
唯一現存すると言われているボンカレーの自販機を見ることです。
その自販機は、阿波のr12沿いのオートスナックにあるとのこと。
で、そのオートスナックを発見!

オートスナックには、レトロな自販機がズラリと並んで営業中。
これだけでもレトロマニアには感涙の風景です。

これが、現存する最後の1台との噂のボンカレー自販機。
さすが大塚食品のお膝元の阿波踊り県と言える珍品です。
ホカホカのご飯と、ホカホカのボンカレーがセットになって出てくるらしいです。
味は、甘口と辛口のみで、なぜか一番の売れ筋の中辛がありません。

他にも、珍自販機が目白押しです。
手袋の自販機なんて初めて見たよ。
雨に降られてグローブがビショ濡れで気持ち悪いから、
この自販機で代わりの手袋を買おうかと悩みました。

四国九州ツーリング〜四国編/2へ続く


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