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伊豆ツーリング/1
 
日本屈指の観光スポット、伊豆半島を初体験!
小さな半島に見所・走りどころがぎっしり詰まっており、どこを走ってもウハウハ!


 
清水港〜土肥港を繋ぐフェリーに乗りたいのですが、なにせ浜名湖より東ヘ行くのは初めてなので、時間や距離がつかめません。
8時のフェリーに乗ろうと思って、夜中の3時に出発したら、7時前に清水に着いてしまいました。
フェリーを待つのが面倒だったので、R1を自走し、三島から伊豆に向かうR136に入りました。
 
■柏谷横穴群
R136を走り始めてすぐの函南町にて、「柏谷横穴群」という看板を発見し、 さっそく柏谷公園へと行ってみたら、公園の中にたくさんの横穴があいた丘がありました。
これは古墳時代の頃の墓で、この穴一つ一つが玄室だそうです。
という事は、この丘そのものが古墳なのです。
穴に入ってみると、墓という恐怖は感じず、秘密基地ごっこにうってつけな広さでワクワクします。
 
柏谷公園内には竪穴式住居や高床式倉庫があったり、はに丸のようなハニワもいて、ちょっとした社会見学スポットでした。

 
■韮山反射炉
柏谷横穴群を後にしてすぐ、今度は「韮山反射炉」という看板を発見。
てっきり発電所関係の施設かと思って行ってみたら、江戸時代の特殊な溶鉱炉跡でした。
 
反射炉というのは、屈折した炉の壁より熱を反射させ、効率良く鉄に熱を集中させて溶解させる構造の炉の事だそうです。
当時は、この炉を中心にして一帯が大砲を鋳造する工場だったようです。
 
朝8時、ちょうど開園時間に訪れたので、係りの方は慌てて門を開けてくれました。
2基の反射炉を目の当たりにし、その見事な遺構に圧倒されます。
レンガ造りの炉全体が現代的な鉄骨で補強されていますが、この鉄骨の茶色が炉にマッチしていて、これはこれで美しいものです。

 

 
■浄蓮の滝
修善寺を過ぎてから、R136からR414にスイッチし、更に伊豆を南下していきます。
 
まずは浄蓮の滝を観光。
それ程大きな滝ではないのですが、美しさでは群を抜いています。
滝の脇にはわさび田もあり、土産物屋さんのラインナップも殆どわさび関連です。
 
また、滝には名曲「天城越え」の歌詞や石川さゆりのレリーフがついた碑もあり、ムード満点。
この先の道中、ヘルメットの中で一人カラオケ大会。
もちろん歌うは「天城越え」。
こぶしをたっぷりきかせて大熱唱!

伊豆ツーリング/2へ続く


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