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国立天文台野辺山
 
日本が世界に誇るハイテク天文台が、とってもローテクな大自然のど真ん中にあります。
 
詳しくは、国立天文台野辺山のサイトへ。

山梨県の八ヶ岳の麓、野辺山駅の近くの草原の中に、広大な観測施設があります。
国立野辺山天文台です。
とにかく目に付くのは、巨大な45m電波望遠鏡と、Tの字に並べられた大量のヘリオグラフ。
84基もあるそうです。
 
ヘリオグラフは、真ん中は密集していて、遠くになるほど間隔が広く設置されています。
夫によると、周波数の間隔で設置されてるのでは?との見解。あぁなるほど。
これで、太陽をフレアなどを観測しているそうです。

 

ミリ波干渉計や5素子干渉計といった中規模(と言っても大きい!)なパラボラアンテナがズラリ。
干渉計とは、複数1セットでデータを取り、合成して一つの大きなデータとして見る装置です。
これら複数台の相関データで、100m級の巨大パラボラに匹敵するデータが取れるそうです。
ヘリオグラフも、84基のデータを相関させて、ひとつのデータとして見るわけです。

 

アンテナを移動するための軌道。
ターンテーブルもあります。
線路沿いにはアンテナ設置用の土台が幾つもあり、 アンテナを線路に乗せて必要な土台へと移動することが出来ます。

 

この天文台のメインでもある、直径45mの巨大パラボラアンテナ。
この大きさ、実際に近くで見てみないと伝わりません。
 
訪れた時は、まだ朝7時。
本来ならまだ見学時間ではありませんが、門は開いていたし、ただ見るだけなら入場してもOKのようです。
早起きは三文の徳?45m望遠鏡が動くところを見る事が出来ました。
太陽を追っているのか、西を向いていたアンテナを、朝日のある東に向けようとしていました。
まずアンテナの根元部分が回転し、次に巨大なアンテナを持ち上げて、方向を変えます。
本体が回転するスピードは肉眼でも分かる速さでしたが、アンテナを持ち上げるのは重くて大変なのか、かなり動きがスローです。
左右とも同じ場所で撮った写真ですが、アンテナの軸が回って、パラボラを持ち上げているのが分かりますでしょうか?
 
方向転換し終わるのを見届けようと思ったのですが、あまりに時間がかかりそうだったので、ここまで。
他にも色々なアンテナや実験用アンテナがありました。
 
野辺山展望台は見学自由、年に一度特別公開も催されています。
天体好きの方はもちろん、SF好き、メカ好きにも面白い場所ですよ、レッツゴー!
 
<終わり>
 
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