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三四郎島へ渡る
 
西伊豆・堂ヶ島にある三四郎島は、海面下で繋がった3つの島の総称です。
干潮になると海が割れて道が出現し、三四郎島へと渡る事ができます。

堂ヶ島のR136を走りながら、ふと崖下の海岸を見下ろすと、三四郎島が見えました。
しかも潮がひいて、海面下の洲が出現しています。
 
三四郎島は陸繋島ですが、普段は洲は沈んでいるので渡れません。
しかし干潮になると洲が現れ(トンボロ現象)、歩いて三四郎島に渡ることができるのです。
 
三四郎島は大潮ほどの干満の大きな日の干潮にならないと、道が完全に現れず、渡る事ができません。
通りがかる度に道が出てないかチェックしていたのですが、なかなか渡る機会に恵まれませんでした。
今回初めて完全に陸続きになっている姿を見て感動、もちろん寄り道します。
R136に、三四郎島観光の為のちょっとした駐車場があります。
ここにバイクを置いて、徒歩でホテルの脇を抜けて浜まで下ります。
急坂なので、けっこう足にきます。
濡れて石の色が変わっている部分が、普段は海面下にある部分です。
早速、三四郎島まで歩いてみます。
どうやらこれから満ち潮のようです。
急がねば。
 

道には、ヤドカリ、イソギンチャク、貝、ヒモムシ等、磯の動物がウジャウジャいました。
三四郎島のいちばん手前にあり、陸続きになっている伝兵衛島(象島)に到着。
島に開いた穴が気になっていたので、岩をよじ登って、覗き込んでみました。

伝兵衛島の隣の中ノ島です。
ここも岩場が見えているので渡れそうに見えますが、どうやら濡れずに歩いては渡れないようです。
うわ〜!意外に満ちてくるの早いなぁ!
ジッと見ていると、洲がどんどん海水に浸ってゆくのが判るほど早いです。
のん気にしていたら、濡れて帰るハメになります。
濡れるだけならまだしも、島に取り残されたりしたら悲惨です。
堂ヶ島側に帰ってくる頃には、もう道が水没して途切れてしまいました。
 
オマケで、この写真は堂ヶ島側にあった岩。
模様が綺麗でした。
 
堂ヶ島はこうした奇岩、浸食岸が多く、伊豆の松島と呼ばれています。
景勝地巡りの遊覧船も出ており、この三四郎島にも近づいてくれます。。
 
<終わり>
 
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