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伊勢ツーリング/1
 
1月も終わりになって、今更ながら伊勢神宮まで初詣でツーリング。
・・・とにかく寒かったです。


 
■二見浦
am4時頃に出発し、R302〜東名阪で伊勢を目指します。
東名阪は鈴鹿山脈からの颪でモーレツな横風です。
寒いなんてもんじゃないです!チョー寒いです!
横風に必死に耐えて走っていると、タンクに張り付いていたマップケースが横風に吹き飛ばされました。
あああ!私のマップルがぁぁ!
今までどんな風でも飛ばされなかったマップケースがぁぁ!
・・・引き返して拾う訳にもいかないので、長年の相棒に永久の別れを告げ、ひたすら伊勢を目指します。
 
鈴鹿バリアからミゾレっぽい雪が降り始め、更に心身に堪えます。
しかも関JCTではゲートをくぐっても通行券が出てこずに立ち往生。
松阪ICで伊勢道を降りてR23を走っていたら、轢かれたての生々しい猫を踏んでしまいました。グチャッ・・・。
なんかもう、憂鬱になってきました。
 
6時半に二見浦に到着。
夫婦岩で朝日を見ようと思ったのに、朝日どころではない荒れ模様です。
サスペンスドラマのクライマックスのような怒涛の波飛沫です。
隣に船越英一郎が立っていたら、思わず「私が犯人です。」とか言ってしまいそうな雰囲気です。

 
■伊勢神宮・外宮
夫婦岩でたっぷり潮を被ってベトベトになったら、今度は伊勢神宮参りです。
まずは慣例どおりに外宮から参拝します。
 
砂利の参拝道を進み、豊受大御神が祀られる正宮を参拝。
ここから先の内部は写真撮影禁止です。
 
伊勢神宮に代表される神明造の社殿は、屋根を見ると祀られている神様の性別が判ります。
屋根の上に鰹木(かつおぎ=屋根の上に乗っている鰹節みたいな丸太)が奇数個、千木(兜の鍬形のような屋根飾り)の先が垂直に切られていれば男神です。
この正宮は鰹木が9つ、垂直の千木です。
出雲大社や京都の日向大神宮も、奇数の鰹木に垂直の千木です。
 
対して、鰹木が偶数で、千木が水平に切られていたら女神です。
伊勢神宮の内宮や熱田神宮は偶数の鰹木に水平の千木です。
 
奥深きかな、日本古来の建築様式。
■宇治橋
外宮を参ったら、次は内宮へ向かいます。
 
内宮の正面玄関・宇治橋の大鳥居は日の出スポットとして有名です。
特に、鳥居のど真ん中から日が登る冬至には多くのカメラマンが詰めかけるようです。
雲が多いですが、日の出の雰囲気は伝わるでしょうか?
 
ちなみにこの大鳥居の前にバイクの無料駐輪場があり、参拝に大助かりです。
宇治橋を渡ったら、五十鈴川の御手洗(みたらい)場で手を清めます。
つっ!冷たいよぅ!
 
そういえば、さっき猫を踏んづけたようなバチ当りが参拝してもいいのでしょうか?
 
伊勢ツーリング/2へ続く

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