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伊勢ツーリング/3
 
伊勢ツーリング/2
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朝熊山頂から、南の熊野灘方面を望みます。
美しい山並みの向こうに熊野灘が光っています。
 
こうして見ると、伊勢って山深いですね。
大台ケ原のようです。
更に朝熊山頂から、英虞(あご)湾方面を望みます。
安乗崎や大王崎にも行きたいのですが、時間的に回れそうもありません。
 
志摩・安乗・大王崎は、また夏ごろに改めて来てみたいです。
伊勢志摩スカイラインを下り、鳥羽へ。
本当は的矢湾まで海岸沿いをのんびりクルージングしたいのですが、 のんびり出来ないのでパールロードを目指します。
■パールロード
パールロードは、入り組んだ伊勢湾の高台を突っ切る元有料道路です。
今は志摩スペイン村周辺を除いて無料化されています。
伊勢志摩スカイラインに劣らないほどの景色とワインディングが堪能できます。
しかし地元の車や観光バスが多いので、のんびり行きましょう。
■鳥羽展望台
パールロードの中間にある休憩処・鳥羽展望台に寄ります。
ここはパールロードで一番の絶景ポイントで、広大な伊勢湾が拝めます。
 
なんとまぁ、観光客の多いこと多いこと。
■R260
パールロードで阿児町まで来たら、伊勢の半島の南側沿いを走るR260で西へ。
 
正午頃、やっと日が照りました。
寒くて寒くて限界だったので、小さな湾内の防波堤の下に身をかがめて日光浴。
まるで冬眠から覚めたばかりの変温動物のように、じっと耐えます。
しかし防波堤は風を完全に遮ってはくれず、ソーラー発熱する前にどんどん冷えていきます。
バイクで走っても寒い、停まっても寒い、ああもう寒い!寒い!
 
あらん限りの防寒ウェアとハンドルカバー、カイロを4つ貼り付けているのに、全然歯が立ちません。
阿児から熊野灘沿いを走って紀伊長島のR42に抜けるR260は、 海あり、山あり、絶景あり、酷道あり、なんでもありな道で大好きです。
工事が進んで酷道区間はかなり無くなってしまいましたが、この道の持つのどかな雰囲気は最高!
 
R260は、集落以外は街路灯が全くないので、夜は激しく怖い肝試し国道に成り果てます。
しかも、照明の無いブラックホールのようなトンネルが幾つかあります。
そしてそれら恐怖トンネルは、峠を登りつめたらいきなり、カーブを曲がったらいきなり、 という風に、突然姿を現わします。
私は夜21時頃にこの国道を抜けた事があるのですが、 完全闇の道と、突然出現するブラックホールの連続に、あまりの恐怖で涙目でした。
スリルが好きな方は是非、夜の通過をお勧めします。
 
その後R42に抜けて、R42〜R23経由で愛知へ。
約500kmの初詣ツーリングでした。
 
<終わり>

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