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那智山奥の院/2
 
那智山奥の院/1へ続く

この天女の顔・・・。トホホ。
 
ここまでやれ!とは言わないが、 龍も天女もちょっと手抜きすぎじゃないか?
観音廟の隣の関帝廟です。
三国志でお馴染みの関羽が祀られています。
中国では商売繁盛の神様として崇められており、横浜や神戸の中華街にある関帝廟は有名ですね。
関帝廟には、龍やら虎やら麒麟やらの装飾が施されています。
屋根の上には、リアルな2頭の虎が向かい合って吠えています。
パッと見、屋根に猫がいると勘違いしてしまいました。
足元の逆立った毛まで再現されているのが、下からでも確認できるほどにリアルです。
横浜の関帝廟は、一目見た瞬間から素直に「凄い!」と感じましたが、ここではそう感じられません。
軒の下の装飾も、なかなかの懲りようですが、パチくさいというか安っぽい雰囲気から逸しきれていません。
風化し、塗装は剥がれかけ、青く苔っぽくなっている有り様。
惜しいなぁ。

 
ああぁ、建物が安っぽく見える一番の要因です。
西郷隆盛もどきのキャラが、皆同じ表情で立ち尽くしている絵が扉に描かれています。
観音廟の鏝絵といい、この絵といい、せっかくのチャイニーズムードをぶち壊しています。
 
屋根の豪華さに負けないように、壁面も派手にしたい気持ちは判らんでもないが、 あの鏝絵やこの絵だったら、何も描かずに無地でいるほうがいいのでは・・・。
 
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