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'14東北ツーリング3日目/5

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上部の穴から第一地底湖を見下ろす図。
だからその気色悪い照明は止めて、普通の電灯色にして欲しいです。

私の好きなリムストーンプールは少しだけ見られました。
でも通路上で踏まれたい放題にされており、ぞんさいな扱いでした。

30分ほどの洞内巡りを終えて出口に出ました。
これで日本三大鍾乳洞制覇です。
と言っても、高知の龍河洞も山口の秋芳洞も随分前に行ったきりなので、
どんな所だったかほとんど忘れちゃいましたがね。

 

龍河洞の駐車場で、今日宿泊する予定のキャンプ場を管理する休暇村に予約を入れました。
18時までには到着すると伝えましたが、昨日は日暮れ後の到着で怖かったので、今日はなんとか日暮れまでにチェックインを目指します。

龍泉洞を後にし、再びR455を走って太平洋を目指します。
R45に合流する頃には、町の様子が変わりました。
更地にポツポツと点在するプレハブ、R45を大量に行き交うダンプ。
あぁ、被災地に来たんだな、と初めて実感しました。
でも、この時の光景はまだ序の口でした。

R45は、青森市から仙台市まで、東北の太平洋沿いを繋ぐ大動脈です。
その立地から、東日本大震災の時に津波の被害をもろに受け、海岸に近い部分はズタズタにされてしまいました。
その後、復興を支える道として真っ先に復旧し全線が仮開通しました。
R45はこの先ずっと、震災時の津波の到達位置や到達距離を表示した看板が続きます。

R45を南下し、宮古へ向かっていましたが、
その途中で田老に入りました。
田老と言えば、有名な田老鉱山跡がある事を思い出し、急きょR45から逸れ、
アプローチを探してウロウロします。
もうこの道しかない、という道を進んだらダートになりました。
でもほどなく道沿いにアパート跡や施設跡が現れ始めたので、
この道で当たっているようです。

■田老鉱山跡

ほどなく、ダート脇を流れる小川の対岸に、
選鉱場やシックナーの跡が目に飛び込んできました。
おぉ、これか、…でも選鉱場が崩れてるぞ?
しかも大学の敷地内みたいで、物々しいゲートでガッチリ防御されています。
更に、パトカーまで来た!!

バイクから降りて遺構を眺めていたら、パトカーがやって来ました。
アプローチ探しでウロウロしていたから、怪しくて通報された??
にしては来るのが早いです。
しかもお巡りさん一人だけが乗ったミニパトなので、ただの巡邏でしょう。
私を怪訝そうに見ながら素通りし、バイクを止めた辺りでUターンし、
再び私をジロジロ見てダートを帰っていきました。
こんなダート奥の僻地にまで巡邏お疲れ様です。
私も熊が怖いので、遺構の外観写真を撮って急いでダートを引き返しました。

 

思いつきで田老鉱山に寄り道したため、ただでさえ時間が無いのに、更に時間が押してしまいました。
今日中に浄土ヶ浜を見ておきたくて、もう薄暗くなった16時過ぎに浄土ヶ浜ビジターセンターに到着。
周辺は津波被害の復旧工事が行われており、高台の駐車場は仮設住宅用地となっていました。
ビジターセンターをスルーし、遊覧船もスルーし、駆け足で遊歩道を進みます。

'14東北ツーリング3日目/6へ続く


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