home > 東北 > 霊場恐山

霊場恐山
 
日本三大霊場のひとつ、青森県むつ市の山地にある恐山。
火山ガスが噴出する荒涼とした溶岩地帯と、美しい砂浜と湖。
相反する風景は、地獄と極楽に喩えられます。

恐山に向かい、まず最初に寄ったのが、
宇曽利湖のたもとにかかる三途の橋。
これが針の山に見えて渡れない人は、どうぞ地獄へレッツゴー。
山門の前に立つ、永代常夜燈。
火山ガスの成分の影響なのか、朽ちてボロボロです。
山門をくぐります。
俗世から神聖な世界へ。
心が引き締まります。
緑はほとんど無く、一面溶岩の岩肌に覆われた、荒涼とした火山地帯。
火山ガスの臭いも濃いです。
これが、地獄に喩えられる風景です。
 
しかし、山門をくぐってもやっぱり俗世臭プンプンでした。
こんな物悲しい風景でも、たくさんの観光客がゾロゾロワイワイガヤガヤ。
 

霊を慰める幾つもの風車が、風に吹かれてクルクル回ります。
風車は、恐山を参拝した人が、旅立った霊への手向けに刺していきます。

…これアリなの?
宗教が違うじゃん。
日本有数の霊場なのに、そういう事には寛大なのでしょうか?
 
ちなみにこれ、ボールのような柔らかい素材でした。
良かったら、このサンタ探しにトライしてみてください。
風景とのシンクロ率が高くて、意外と難易度高いですよ。
昔話に出てくるような塔婆。
こういうのが苦手で、ゾクゾクします。
 
見学順路的には、火山地帯を抜けて極楽浜まで行くのですが、
面倒になって、極楽浜まで行かずに帰ってきちゃいました。
地獄だけ見て、極楽を見ずに俗世に帰ってくるとは…。
 

山門の横にある本堂に施された緻密な伽藍。

入り口前に安置された六大地蔵。
 
境内には温泉や宿坊もあり、神聖な雰囲気にどっぷり浸りたい方にオススメです。
 
<終わり>
 
下北半島ツーリング後編/5へ戻る

home > 東北 > 霊場恐山
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送