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吾妻鉱山跡/2
 
吾妻鉱山跡/1
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廃道沿いの山の中には、階段だの更地だのがわずかに点在しています。
全く建物は残っていませんが、建物の朽ちた木や、錆びたクサビなどが落ちており、かつてここに何か建っていた形跡があります。
しかし、なにもかもが完全に自然に帰った跡です。
2本あった道の、もう1本を進んでいくと、道に門が。
門をくぐると、その先になぜか閉鎖した体育館がポツンとありました。
体育館の周りには、トイレやテニスコート、グランドやサッカーゴール、森の奥にはプールらしきものもあります。
???なんですかここは。
鉱山跡は跡形も残っていないのに、なぜ体育館だけ完全な状態で残っているのでしょうか?
もしかして、更地にした鉱山跡を利用して作られた、合宿所かなにかでしょうか?
 
・・・と思っていたのですが、どうやらここは小学校跡らしいです。
でも、小学校にしてはあまりにも立派過ぎるテニスコートだぞ?
 
かつてこの辺りは鉱山労働者の集落があったそうです。
この辺り一帯に広がる荒れた更地は、鉱山施設だけでなく集落もあっただなんて・・・。
全く想像もつかないほどに、この辺りには生活の痕跡なんて一切残っていません。
森の中に残る小屋。
強引に粗探ししてこんな小屋でも見つけないと、散策しても煮えきりません。
自然だけの力では、閉鎖後30年程度でこんなに綺麗には消えないものです。
集落に至っては、体育館以外は消しゴムで消したかのように全く何も残っていません。
もちろん周りには民家もなく、人影もなく、有料道路をたまに観光バスが通るだけです。
 
鉱山閉鎖後はその面影を残さず撤去し、集落には誰一人残ることもなかった・・・。
なんて寂しい鉱山なんでしょう。
 
体育館の横に重機が入って、何か工事をしていました。
こんな何も無い所で、更にこれ以上何をする気なんでしょうね・・・。
 
<終わり>

所在地 群馬県吾妻郡


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