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雪の土倉鉱山跡/1
 
名神高速・関ヶ原ICからR365を経て滋賀県木之本町にやって来ました。
お正月の木之本は正午になっても気温2℃。
空がみるみる真っ白な雲に覆われ、雪が降ってきました。
 
土倉鉱山跡は、木之本から伸びる滋賀〜岐阜の県境越えルート・R303沿いにあります。

R303は、工事、災害、積雪等で、万年通行止めのイメージがある"酷"道。
今回もR365からR303にスイッチするや否や、早々から「この先積雪のため通行止め」の案内。
しかし通行止め区間は県境の八草峠辺りのみで、鉱山跡まではなんとか行けそうです。
 
ボロボロに朽ち果てた国道標識とどんどん乏しくなる民家。
横殴りの雪、行く手にたれこめる雪雲・・・。
雪は降るものの道路の凍結や残雪は無く、そしてR303は今までの酷道のイメージを一掃させる綺麗な2車線国道に生まれ変わりつつありました。
今後、岐阜県まで全線2車線快適国道になるようで、大規模なバイパス工事が行われています。
しかし工事現場を過ぎた途端、今までの1車線国道となり、やがて積雪通行止めのバリケードに行く手を阻まれました。
バリケードのほんの手前で、「土倉鉱山跡」と記された木製の案内看板と脇道に遭遇しました。

国道から300mほど奥に入ったら、忽然と土倉鉱山の選鉱所跡が現れました。
例年のこの時期はもっと雪をたたえ、訪れる者を拒んでいるのでしょうが、今年の冬はバイクでも容易にアプローチ出来ました。
想像していた雪化粧は望めませんでしたが、その堂々たる風化っぷりたるや、まさに遺跡!
ちなみに廃坑歴は30年くらいでしょうか。
バイクのエンジンを切ると、近くを流れる沢の音さえもかき消すほどの威圧的な静寂に包まれ、息苦しくなりました。

遺構の前の排水トンネルと苔が、ムードを盛り上げます。
 

土倉鉱山跡は基本的にウェルカム、さっそく近づかせていただきます。
トンネルを横目に選鉱所に近づこうとして、いきなりヌカルミにはまってトホホ。
 
雪の土倉鉱山跡/2へ続く

所在地 滋賀県木之本町


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