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鴻之舞鉱山跡/1
 
T6年より住友の資本を受け本格操業開始、東洋一の金山と讃えられた巨大金山、鴻之舞鉱山。
辺りは精錬ライン、集落、学校や病院、娯楽施設まで全て揃った一大鉱山街でしたが、S48年資源枯渇による閉鉱と共に人々は去りました。

遠軽から湧別に抜ける道道137〜305沿いを走っていると、原生林の中に突然廃墟が現れます。
しかもどの廃墟も完全に自然に制圧され、まるで熱帯地方の遺跡のような状態です。
 
ここが、かつて栄華を誇った鴻之舞金山の亡骸です。
人間が自然を開拓し、金を掘り尽くした場所は、人が去るや否やあっという間に自然に奪取されました。
 

アパートは2階部分があるのですが、外壁には廊下も階段も全くありません。
多分メゾネットだったのだと思います。
 
屋根は落ち、2Fの床も落ち、1Fの床も落ち、土間だけになった内部では、凄い勢いで植物が繁殖し、箱庭状態です。
屋根より高く成長した木が、床が抜けてからの歳月を物語ります。

多分給油所でしょう。
ここも壁しか残っていません。
 
たとえ何か残っていたとしても、思いっきりクマが出そうな雰囲気なので、深く散策できません。
どこもそそくさと見るだけです。
 

鴻之舞のランドマーク、大きな煙突が空へと伸びています。
その根元には、ドーム型の屋根が付いた焼却炉のようなレンガ施設が。
 
鴻之舞鉱山跡/2へ続く


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