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北炭清水沢発電所跡/1
 
鉱山の繁栄による電力増大を補う為に北炭(北海道炭礦汽船)が導入した、自前の巨大火力発電所です。
石炭を燃やして得た電力は、さらなる石炭を求めて夕張の炭鉱へと送られました。

約半世紀の長きにわたって、炭坑の栄華を支えてきた清水沢発電所。
鉱山閉坑の後も発電を続けていましたが、H3年には発電をストップし、役目を終えました。
 
操業時には建物の上に数本の煙突がそびえ、煙を吐いていましたが、今では撤去されて一本も残っていません。
ちなみに写っている煙突は、発電所のものでなく、近くで作業している現場のもの。
この巨大な遺構を取り囲むように、周りは重機と砂の山だらけの工事現場と化しています。
発電所を解体して整地を進めているわけでもなく、何か建設してるわけでもなく、 ただこの場所で砂を取ったり、廃墟を資材置き場として利用したりしているだけのようです。
近づけば、その建物の大きさとムードに圧倒され、口をアングリ。
 
破れたガラスと古びた窓格子、年季の入ったコンクリ。
廃墟歴はまだ10余年しか経っていませんが、元が古いだけに、まるで半世紀熟成されたかのような朽ちっぷりです。
中に入れば、建物の大きさに相応した広いガランドウの空間が広がっています。
ボイラーやその他設備は綺麗に撤去され、コンクリの柱と空間しかありません。
この空間には、申し訳程度に資材がチョロッと置いてあるだけ。
むちゃくちゃ贅沢な物置場です。
天井を見上げれば巨大な穴があいています。
この下にボイラーがあったんでしょうかね?
大きい建物ですが、解体も進んでいます。
今では半分くらいの規模になってしまったようです。
建物の一角には、解体された壁が瓦礫の山となって、他の産廃と一緒にまとめてありました。
 
北炭清水沢発電所跡/2へ続く

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