B switch (home) > 旧日本軍の残影 > がんね鼻砲台跡

がんね鼻砲台跡
 
がんね鼻砲台跡は、江田島・三高山の麓の、がんね鼻という突端にあった砲台跡です。
かつては遺構として整備されていたようですが・・・。

三高山から降りてきて、ツーリングマップルをたよりに三高港近くの細い道に入り、進んでいきます。
写真の、山の中に向かっていく道を登り、森を抜けると、がんねビーチという海岸に出ました。
8月なのですが平日なので、海水浴客は誰もいません。
民宿が一軒あるだけのビーチのようで、なんにもありません。
・・・はたしてここのどこに砲台跡が???
民宿の脇に、立ち入り禁止の道がありました。
もしかしてこの先なのかな?
・・・でも道がもはや自然にかえってるようですが。
これはなにかって?・・・砲台跡への道です、たぶん。
 
他に手がかりがないので、この道を進むしかありません。
かろうじてアスファルトやガードレールが見えますが、木々が茂り過ぎて、もう獣道ですらありません。
全身使って豪快にヤブ漕ぎ!ひたすらヤブ漕ぎ!えんや〜とっと!
こんなにヤブを漕いでなにも無かったら虚しいよなぁ〜と笑いながら進むと、突然開けた場所に出ました。
しかも石垣もあります。
やったぁ!砲台跡発見!・・・しかし。
これはなにかって?・・・階段です。
 
階段や手すりがあるので、この砲台跡は一応整備されたようです。
しかし今は全くノーメンテナンス、自然にまかせるがまま。
放置されてかなり経つようで、散策を阻むのは、柔らかい草でなく、丈夫な木。
枝が硬くてとてもヤブ漕ぎできません。
これはなにかって?・・・遺構です、たぶん。
ただの柵に囲まれたスペースでしかありませんが。
 
こちらも広島くんだりまで来て、しかも砲台跡まできておいて、何も無かったでは終れません。
上の写真の階段を、執念でヤブ漕ぎ、というか道を新規開拓して進んで、やっと見つけた砲台の名残り。
・・・で、結局、柵があるだけで、これがなんなのかさっぱりわかりません。
 

残念ながらギブアップ、とても体ひとつでは散策できません。
これ以上散策するには、ナタがないと到底無理です。
 
諦めて帰ろうと、石垣の根元を見たら、木々に隠れて地下掩蔽部がひとつだけありました。
しかし、やっぱり木に阻まれており、近づいて掩蔽部の写真を撮るのにも一苦労。
よって、頑丈に柵で覆われた掩蔽部に降りるなんて無理!
上の写真のスペースは、たぶんこの掩蔽部の上ではないかと思われます。
 
入念に柵を設置しておきながら、なぜこの砲台跡は放置されてしまったのでしょう。
どんどん木が遺構を覆い隠し、この砲台跡そのものが、人を拒んでいるかのようです。
 
こんな場所でも、実は最新版のツーリングマップルに、ちゃんと「がんね鼻砲台跡」として載っています。
マップルで遺構見つけて、どんな遺構かとワクワクして来て、ガッカリなんてのは、もう慣れっこです。
こんな場所もあるんだなぁ、と脳のシワがひとつ刻まれれば、それでいいのです。
 
<終わり>


B switch (home) > 旧日本軍の残影 > がんね鼻砲台跡