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大久野島〜発電所跡
 
大久野島〜桟橋・休暇村周辺
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旧桟橋近くのサイクリングロード沿いにトンネルがあり、その奥に異様な空間があります。
 
以前は近寄れたようですが、今はご覧の通り立ち入り禁止です。
立ち入るのは自己責任で。
 

トンネルをくぐると、そこには思わず「わぁ・・・」と声を漏らしてしまう、大きな廃墟。
これは、毒ガス製造工場時代に使われた発電所の跡です。

発電所跡は、甲子園か!というくらいツタに覆われています。
ツタと窓格子は本当に絵になります。
 

中に一歩踏み入れれば、外観で受けた以上のインパクトに、再び「わぁ・・・」と声を漏らしてしまいます。
3階相当のぶち抜きの広い空間、壁を埋めるたくさんの窓、これは圧巻です。
 
壁には落書きが目立ちます。
この島の歴史と、こんな負の雰囲気に満ちた廃墟があったら、肝試し目当てでこの島に訪れる人もたくさんいることでしょう。

 

建物内は、3階相当の広い空間と、2階相当の空間があります。
2階相当の空間の場所には、小部屋になった場所があります。
中には床に溝が2列ありましたが、なんの部屋だったのかは不明です。

 

小部屋は2階建になっており、階段で2階に上がれます。
錆びてちょっと怖い階段を登ると、2階の部屋も床に溝が1本あるだけで、他には何も手がかりはありませんでした。

巨大な発電所跡の隅に、小さな四角い建物が。
完全にツタに覆われていて、見事なほどに「緑の四角」です。
緑の遺構の中は、真っ黒に焼け焦げた壁と天井があるだけでした。
しかし、この焦げ跡が、非常に心に突き刺さりました。
 
終戦後、米軍により焼却処理がされた大久野島の施設群。
これほど焦げが酷いと、余程の何かを熱心に焼却したのだと想像して、寒気が走ります。
 
<終り>
 
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