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沈堕発電所跡/1
 
沈堕の滝の有余る水力を利用すべく、M43年に完成した水力発電所です。
S12年に現・沈堕発電所に役目を譲り、今では沈堕の滝を演出する遺跡と化しています。
九州近代化遺産指定。

室町時代の絵師・雪舟が「沈堕瀑布」を描いた事で有名な、大分県豊後大野市の沈堕の滝。
滝には駐車場と公園があり、そこから歩いて滝の近くまで行く事が出来ます。
 
滝のすぐ上流には、明治時代に沈堕発電所の取水用に堰堤が設けられ、雪舟が描いたような景観ではなくなってしまいました。
また沈堕の滝は、水に削られ、どんどん姿を変えてきました。
滝を保護する目的で10年ほど前に工事され、ますます人工的な滝になってしまいました。
そして、沈堕の滝のすぐ下流には、石壁のレトロな遺構が崖に貼り付いています。
これが旧沈堕発電所です。
駐車場から滝へと至る遊歩道は、発電所の遺構の上を通ります。
歩道より川側は発電所施設跡、反対側は水路跡です。
発電所跡はフリーに見学できます。
しかし残っているのは、壁と窓穴のみ。
 
しかしこのアーチ窓が、風化した石壁が、遺構を覆う緑が、その他に余計なモノが無い所がいいんです。
発電所の内部。
この何も無いっぷりが、まさに遺跡です。
 
沈堕発電所跡/2へ続く

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