B switch (home) > 日本の残影/廃墟 > 北恵那鉄道廃線

北恵那鉄道廃線
 
北恵那鉄道は、岐阜県の中津川市から付知町までを繋いでいたローカル鉄道です。
「自転車より遅い」との伝説を持つ、とてもスローでアバウトな、地元民に愛されたカボチャ(黄色と緑の)電車でした。

付知町の下付知にやって来ました。
ここには終着駅・下付知の駅舎が残っていたのですが、今回来たら無くなってました。
数年前まではあったのですが・・・。
木造のレトロな駅舎で、改札から時刻表、広告まで全てそのままの状態で残されていた良い駅舎だったのに残念です。
 
その奥の貯木場は、昔のまま残っています。
北恵那鉄道は、元々は林鉄だったのです。
下付知からしばらくは、国道沿いに土手が残っています。
これは稲荷駅付近。
雪が多くてこれ以上進めません・・・。
猫車が雪に埋もれています。
 
雪の下には軌道も残っているかもしれません。
小さな沢を渡る廃橋梁。
国道から見られます。
 
この廃橋梁は、6月になると藤が咲き誇り、とても綺麗です。
天然の藤棚ですね。
これは苗木駅跡。
いつまにか、ホームが残っている元駅は殆ど無くなってしまいました。
 

木曽川に架かる錆びたトラス橋は、北恵那鉄道の木曽川橋梁です。
これも国道の橋のすぐ横に残っています。

土手を登れば間近に見ることができますが、もちろん渡ってはいけません。
殆ど遺構が残されていないこの廃線において、在りし日を偲ばせる貴重な遺構です。
 
私は、この鉄道の「さよなら電車」を見に行った記憶があります。
小さい下付知の駅に溢れんばかりの人々が集結し、電車を囲んでいました。
皆に手を振られ、下付知の駅を出発するカボチャ電車のシーンは、今でも忘れません。
 
<終わり>
 
所在地 岐阜県中津川市

B switch (home) > 日本の残影/廃墟 > 北恵那鉄道廃線