池のほとりには、まだ10人くらいの団体さんがいたので、
池に行くのは後回しにして、
三周ヶ岳方面の稜線道を進んでみます。
低木が茂っていて歩きにくいなぁ。

三周ヶ岳への登りから見下ろした夜叉ヶ池。
ちょうど団体さんが池を後にするところでした。

写真右手は、高度感たっぷりの断崖絶壁です。
猛烈な風が吹いており、谷側へと吹き飛ばされそうでヒヤヒヤ！

稜線側から見た、先ほどの小槍のような岩。
ヤブを漕げば行けなくはないけど…まだ死にたくはありません。

これはなかなか良い道ですねぇ！
奥の一番高い山が三周ヶ岳でしょうが、
ここから2時間はかかりそうです。
ただ今時刻は13時、今から三周ヶ岳に向かったら、
池に帰ってくる頃には真っ暗になってしまいます。
今回は、ここで引き返しました。

池より南方面の稜線も、ヤセてて怖そうですが良い感じです。
分岐の看板は消えていましたが、稜線沿いに進むと、
岐阜・滋賀・福井の3県が交わる三国岳へと至るそうです。

鞍部まで戻ってきましたが…あれ？池へのアプローチはどこだ？？
池に下りる道が見つけられずウロウロ。
仕方なく三国岳方面へ少し登って、寒風がビュービュー吹き荒れる稜線上に腰掛け、
池を見下ろしながらお弁当を食べました。
ここから見下ろす夜叉ヶ池は素晴らしいなぁ！

お弁当を食べた後に鞍部に戻ってきたら…
なーんだ、こんな所に池に下りる階段があるじゃん！
なぜさっきは見つけられなかったのだろう…。
風がしのげる池のほとりでお弁当を食べたかったなぁ。

階段を下り、池のほとりの木道に出ます。
木道沿いには、真っ青なサワフタギの実がビッシリと実っていて綺麗でした。

紅葉の夜叉ヶ池トレッキング／5へ続く