17時にもなれば、ゴルフ客もBBQ客も帰り、公園をうろつくのはカップルくらいになります。
一息ついた後、ほろ酔い気分で海岸を見に行きました。

波打ち際で遊べる砂浜の海岸を期待していたのですが、
残念ながら、巨大なテトラがザップンザップン洗われるほど荒々しい海岸で、
ロマンティックに砂浜を散歩する夢は幻に終わりました…。

まだ18時で、夕日の時間には早いので、
軽く小腹を満たして昼寝をしました。
外で涼しい風に吹かれながら食べたかったのですが、蚊に攻められテント内に避難。
火気厳禁ルールだと、蚊取り線香ですら使用禁止なのかな。

19時半に起き、夕日を見に再び海岸に行きます。
しかし霞がかって、綺麗な日没は見られませんでした。

管理人さんが帰り、公園には完全に私独りぼっちとなりました。
女一人だけのキャンプを管理人さんが心配してくれ、帰り際にサイト入口の柵に施錠してくれました。
バイクを場内に入れさせてくれたのも、イタズラを心配してくれたからかもしれません。

夕日ウォッチから帰ってまたすぐに睡眠。
深夜1時に起床し、夜食を食べながらまた梅酒を飲み、ほろ酔いで3時まで夜更かし。
ガスストーブが使えないのでコーヒーも淹れられず、缶コーヒーで我慢です。
せっかく汲んできた弘法池の水も、ただのお荷物でした。

2日目、6時に起床。
夏季は朝5時から公園がオープンしているそうで、もう管理人さんが柵を開けてくれていました。
夕食のコンビニ弁当の残りを食べ、撤収して、7時半にキャンプ場を後にしました。

今日は小松市内の航空プラザとこまつの杜に行こうと思っているのですが、
まだ朝早くてオープンしていません。
オープンの時間まで、小松の山の中へ散歩に出かけます。

小松の山の中に、酷道マニアに有名な廃県道とトンネルがあります。
以前から行ってみたいと思っていた、その道へと向かいます。

しかし、残念ながら目的の道は進入禁止となっていました。
まだ鎖が新しいので、最近設置されたようです。
廃はナマモノ、
いつか行こうと先延ばしにしていると、こういう運命になってしまいます。

どんな道か気になる人は「小松　戸谷隧道」などで検索してみて下さい。
たとえ通行できたとしても、荷物満載のアルティシアで戸谷隧道に辿り着けたかは微妙です。
もしトンネルに辿り着けても、コウモリが大嫌いな私にはトンネルをくぐる事は出来なかったと思います。

通行止めの手前に「林道赤倉線」という分岐があったので、そちらを進んで行きます。
清清しい木の香りが漂って、とても癒されます。

林道を進むと十字路に至り、白山自然智の里という看板方面に進むと、
大きな布袋さんの石像がある広場に至りました。
ここから小松の市街地と海が見下ろせます。
ここには観音水という水場がありましたが、
昨日汲んだ弘法池の水がまだあるので、いただきませんでした。

ここで引き返し、今度は逆方向の「安谷林道」を進みます。
朝の林道は気持ちがイイ！

そのまま林道を小松の市街地へと下りて行き、市街地を抜けて、
小松空港近くの石川県立航空プラザへと向かいます。

小松ツーリング／4へ続く