千本桜を後にし、再びR418を進みます。
R418でもそこかしこで桜が咲いていて綺麗でした。

乳児の森公園は、山県市のR418沿いにポツンとある公園です。
普段はあまり目立たない公園ですが、
桜の季節は公園内の桜が美しく咲き、目を奪われます。

公園内には東屋や池や橋があり、日本庭園のような景観です。
桜のシーズンは終了間近で、ちょうど桜の花びらが雪のように激しく散っていました。

公園内の奥に、一本の桜の巨木があります。
1500年前、この地で隠れ育った後の継体天皇が、
京へと上がる際に記念に植えた桜のうちのひとつで、
おなみ桜と言います。

これは、R418から見たおなみ桜。

これから向かう淡墨桜も、同じく継体天皇が植えた桜です。
おなみ桜は淡墨桜と同じ経歴をもつ古の巨木なのに、全く人気がありません…。

■淡墨桜

淡墨桜のある公園にやって来ました。
桜祭り開催中は、周辺は交通規制され、駐車場は有料となります。

淡墨桜は平日でも大混雑で、ゾロゾロ繋がる観光客に紛れ、淡墨桜を鑑賞。
コンサートやイベントもやっており、賑わっていましたが、
淡墨桜を見たらすぐ会場を後にしました。

■旧谷汲駅

淡墨桜からR157へと南下し、r40を谷汲方面へとスイッチ。
少し走ると、H13年に廃線になった名鉄谷汲線の旧谷汲駅があります。

旧谷汲駅のホームには車両が残されており、
駅舎には昆虫館が併設されています。

根尾淡墨桜ツーリング／3へ続く