旧谷汲駅のすぐ近くにある華厳寺は、桜と紅葉の名所です。
参道は満開の桜のアーチとなり、桜祭りが開催されています。
しかし観光客が多くて、それを見てウンザリし、この時はスルーしてしまいました。

写真は1週間後、4/16に訪れた時の参道。
あんなに咲いていた桜は、1週間のうちにすっかり新緑のアーチに変わっていました。

立ち並ぶお店の売り物を眺めながら参道を進み、山門をくぐります。
階段を上り詰めれば本堂です。

華厳寺は西国三十三所の三十三番満願霊場の地で、
1200年の歴史を持つ名刹です。
伽藍の美しさにも圧倒されます。
新緑の美しい本堂で、粛々と参拝させていただきました。

帰り道の境内で、お釈迦様の誕生を祝う花祭りの甘茶を分けていただきました。
春の季節だけ、お寺だけでもらえる、この神秘的なお茶が大好きです。

■伊自良湖

谷汲から山県市に戻り、コンビニで昼食を買い、
R157から逸れて伊自良湖に向かってみます。
ただ、天気が急変して、雨雲が立ち込めて風が強くなってきました。

伊自良湖は、山県の山奥の人口湖です。
ちょっとした立ち寄りスポットで、平日でも意外と観光客や釣り人がいます。
湖を眺めながらサンドイッチを食べますが、ずいぶんと冷え込んできました。
寒くて寒くてガチガチ震えが止まりません。

伊自良湖に向かう道沿いは、桜の並木道になっています。
残念ながら半分散ってしまった後でしたが、それでもまだまだ綺麗でした。

空が真っ黒になってきました。
雨が降り出す前に帰ることにしましょう。

桜ばかりなのもアレなので、最後に通りがかりの綺麗な菜の花畑。
甘い香りをプンプンと漂わせていました。

その後、強風にあおられながらR22で愛知へと帰ってきました。
300kmほどのツーリングでした。

＜終わり＞