北海道ツーリング4日目/5
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苫前からR239で東に大陸を横切り、日本海からオホーツク海へと目指します。 安定した晴れ模様は、炭鉱巡りの時だけ。 朝からずーっと、ザーピタッの繰返しです。 まだ乾ききらないジーパンを干しながら走ろうと思いますが、リアにくくりつけた途端にザー。 コーヒーでも飲もうと駐車帯で湯を沸かし始めるとザー。 暑くてカッパを脱いで片付けた途端にザー。 |
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■万里の長城 士別、名寄を通過し、下川で下川鉱山跡を見た後、下川町内の万里の長城へ。 ここは小さいながらも本物っぽい万里の長城が、ぐるーっと公園を囲んでいます。 そして、この壁の石ひとつひとつにメッセージや名前が書かれています。 入り口にはためいているのは、日本の旗と中国の旗と、・・・なぜカナダの旗? 時間はもう15時。 また雨が落ちてきたので、白樺と芝が綺麗な公園内の東屋で遅い昼食タイム。 |
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■オホーツク国道 R239を走りぬき、オホーツク海沿いの興部に出ました。 今度は、紋別に向かってR238を南下します。 紋別でガリンコ号とカニの爪を見たかったのですが、探しているうちに通り過ぎてしまい、湧別に入ってしまいました。 もう夕暮れで、引き返しても着く頃には真っ暗なだけなので、諦めます。 どんどん辺りは暗くなっていき、サロマ湖に着く頃には、すっかり真っ暗になってしまいました。 この国道も、真っ暗で辺りは何も無く、半端な怖さではありません。 |
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サロマ湖沿いでキムアネップキャンプ場の看板を通り過ぎ、Uターンしようとしたら、R238のど真ん中で立ちゴケ。 真っ暗闇の中手探りで荷物を外していたら、すぐ手前のカーブからもの凄いスピードでトラックが走ってきました。 手を振って必死に存在をアピールしますが、こりゃ間に合わん!轢かれる!と横っ飛びで逃げます。 トラックは急ブレーキ&急ハンドルで、荷台の水をぶち撒けながら、ギリギリRFを避けてくれました。 まだ心臓がバクバクしている中、必死で荷物を外し、RFを起こして路肩に逃げ、道に散らばった荷物を回収してホッ。 |
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真っ暗な中で再び荷物をくくりつけ、キャンプ場の看板に従って道を入りますが、とにかく真っ暗でなにがなんだか。 右も左も真っ暗で、何があるのか全く判りません。 18時、キムアネップキャンプ場に到着。 5分前にくくったばかりの荷物を再びおろします。 先着のライダーさんが、「ずいぶん遅い到着ですね。」と言いました。 18時到着でも遅いほうなのか・・・。 連日21時到着で、この日はこれでも今までで一番早い到着なのですが。 たしかに、北海道は暗すぎて、17時以降は走るべきではないなぁ。 テントを立てていると、サロマ湖上に、線香花火のようなブヨブヨの月が昇りました。 今日は530kmも走りました。 明日は知床に行ってみよう。 <終わり> 北海道ツーリング5日目/1へ続く |
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