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北海道ツーリング５日目／２
　
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	■常呂 常呂の漁協へホタテを買いに行きましたが、まだ６時半なのでさすがの漁協でも営業していません。 暇なので能取湖西岸のダートを走って、湖口の先っぽまで行ってみましたが、天気も悪いし風が猛烈だったのですぐ引き返しました。 　 その帰りに、ガイドブックに載っていた伏見山という場所へ。 能取湖や海が見渡せる丘陵には、畑や牧草地が広がるばかり。 もう少し雲が晴れてくれればいいのに、あのまぶしい朝日はどこへ行っちゃったのでしょう。 　 ブラブラ散策して再び常呂漁協へ行き、ホタテの買出し。 ホタテ一枚６５円也！ 一番大きなトロ箱にホタテを詰められるだけ詰めて（殻つきホタテ６０枚と貝柱２パックで一杯）送ってもらいました。 翌日には生きたままのホタテが愛知に届いて、その日の内にホタテは残酷焼にされ、胃袋に落とされたようです。
	■能取湖のサンゴ草群生 ホタテを買ってからＲ２３８で能取湖沿いを走り、サンゴ草群生地へ。 去年も来た、懐かしの場所です。 去年は１０月でもうサンゴ草が枯れていて、しかも天気が悪くてトホホでした。 今年はちょうどサンゴ草の紅葉のピークで、しかもちょうど晴れ間がのぞいて、去年の印象を挽回する良い景色に恵まれました。 キムアネップでもサンゴ草はよく色づいていましたが、やっぱりここのスケールには敵いません。
	写真はオホーツク海沿いあった海水浴場。 いくら夏でもオホーツクで泳げるのか？？ 　 サンゴ草群生地で会ったライダーさんと話していたら、「これから知床方面の天気は下り坂」との事。 しかも全然紅葉していなかったそうです。 えええええ〜・・・そんなぁ。 去年のリベンジなのだから、紅葉はまだしも、去年よりいい天気でないと行く意味がありません。 一気に戦意消失し、知床に行く気が無くなってしまいました。
	風が強くてバイクも流されがちで、しかも昨夜はあまり眠れなかったので、早くも疲れてしまいました。 なにより、ここまで来て、わざわざ天気の悪い知床まで行くのも気が進みません。 　 ９時半、涛沸湖（とうふつこ）の端っこにある浜小清水前浜キャンプ場で朝食。 風が強いので、トイレの中のベンチでコーヒーを淹れていると、次々に人がやってきて落ち着きません。 なんでこんなに人が来るのかと思ったら、海でマス釣りしている人や隣のフレトイ展望台から流れてくる観光客でした。
	前浜キャンプ場で１時間ほどマッタリし、知床へ行くかどうか悩みました。 知床には、知床峠にしか用はありません。 しかし、それだけを見に行くにはかなり遠い上に、雨模様かも知れません。 かと言って、南下して摩周湖や屈斜路湖へ行ったって、どうせ曇っていて去年と同じようなつまらない景色だろうし・・・。 　 悩んだ末、知床に行くことにしたものの、あまり気乗りはしません。 雲がかかった斜里岳を見たら、更に意気消沈・・・。
	網走からウトロまでずーーーっとパトカーに先導され、もう気分はドン底。 で、やっと知床横断道路を登り始めますが、やっぱりと言うかドン曇り。 心に比例する天気・・・。 　 北海道ツーリング５日目／３へ続く

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