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奈良京都ツーリング/3

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5分ほど遅れて、バスがキター!
…と思うや否や、バスが私の隠れているゴミコンテナの目の前に停車し、
ぞろぞろと子供達が降りてきました。
ちょ!まさかここで降ろすとは!ヤバい!見つかる!

幸い、次男や、担任の先生や、知っている子供達には見つかりませんでしたが、
ゴミコンテナの裏を通ってきた数人の子供に「こんにちはー」と声をかけられました。
私のことを知ってる子じゃなくて良かった…。
オバちゃんがゴミコンテナの裏にしゃがんで隠れて何してるんだ?と思っただろうなぁ。

■東大寺

生徒たちは整列した後、クラスごとにまとまり、
ガイドさんと共に東大寺の中へと入っていきました。
私は見つからないように、木から木へと身を隠しながら近づき、
笑いをこらえながら子供達の様子を望遠レンズで追っていました。
どうみても怪しい父兄です…。

今日の次男ストーキングはこれにて終了。
さて、汗もかいたし、これから銭湯にでも行ってさっぱりしますか!
 

ならまちと言う下町風景の観光スポットの中に、昔ながらの銭湯が残っているそうです。
今回の奈良の一番の目的は、そのレトロ銭湯です。

スマホのナビを頼りに、ならまちの中に入り込みますが、
バイクでも気が引けるほどの入り組んだ細道で、迷いまくり。
ひとしきりグルグル走り回ってウンザリした時、偶然にも古い銭湯を見つけます。
探していたレトロ銭湯と違うようですが、こちらも充分古くていい感じなので、
こちらのお風呂をお借りします。

内部は、期待を裏切らない正統派のレトロ銭湯でした。
内部の撮影は無理なので、玄関からレトロぶりを想像して下さい。
タイル貼りの浴室、カランのガラスの広告、壁に描かれた絵。
こういう昔ながらの銭湯に入ったことが無かったので、本物を体験できて大満足!

脱衣場には、大きなカラオケマシンが鎮座しています。
カラオケ目当てでやってくる客もいて、脱衣場はカラオケスナック状態。
…やっぱり拍手とかしたほうがいいのかしら?と悩みながら着替えをし、銭湯を後にしました。

先ほどお借りしたレトロ銭湯から100mほど離れた所に、
本来行きたかった銭湯がありました。
なんだこんな近くにあったのか。
こんな至近距離に2つのレトロ銭湯が現存とは、贅沢だなぁ!
こちらも、外観から見るにかなりのレトロぶりです。
あぁこちらも入りたい!
でも2湯連続で入る元気が無い…。
こちらの銭湯は、また来た時のお楽しみということにします。

さて、そろそろ今夜のキャンプ場探しです。
笠置の河川敷に安いキャンプ場があるようなので、R24で木津に行き、
木津からR163で笠置に向かいます。

梅雨のジトっとした夏晴れで、ムンムンと蒸し暑いです。
せっかくお風呂でさっぱりした体が、早くも汗でベタベタになっていきます。

15時に笠置に到着したものの、
河川敷のキャンプ場にはデイキャンプの車が溢れています。
これはちょっと、バイクが入り込める雰囲気ではありません…。

今日は日曜日なので、泊り客は少ないでしょう。
17時くらいにはみんな帰ると思います。
それまで周辺をブラブラすることに。

笠置から南山城方面に走ると、
沈下橋が幾つか架かっていました。
暇なので、そのうちの一つを渡ってみます。
川からの高さは低いのですが、
欄干の無い幅の狭い橋は、お尻がキューキューします。
車では絶対渡りたくないな…。

川沿いのR163をアテもなく走るものの、
これと言って見るものもなく、ただただ暑いだけです…。
自販機でジュースを買って飲みつつ川をブラブラ散策したら、
いよいよ、笠置の喧騒のキャンプ場に突撃する覚悟を決めます。

■笠置キャンプ場

笠置に戻り、R163沿いのサークルKに寄って食料やビールを調達します。
しかしキャンプ場最寄のコンビニとあって、
デイキャンプ客に買い占められ、ほとんど食料が残っていません。

16時半、キャンプ場にチェックイン。
川原を埋め尽くしていたデイキャンプ客はほとんど帰り、かなり空きましたが、
それでもまだたくさんの客が残って騒いでいます。

あちこちのバカ騒ぎに眉間にシワを寄せながら、
木陰に陣取り、独り黙々とテントを建てます。
木の下は、ヤニとか虫のフンとかでテントが汚れるから嫌なのですが、
この暑い中、とても日向にテントを構える気になれません。

荷を降ろして着替えたら、ご飯を炊きながらビールを流し込みます。
くぁー美味い!この一瞬のために、暑い中を走ってきたのさ!

今日の晩餐は、コンビニの残り物グルメです。
これは2食分の量です。
見よこの野菜の無さ…。

それにしてもうるさい…。
隣にいる団体さんが、いかにもフェスかぶれな若者グループで、
気が狂いそうなインド風音楽をガンガン流して、踊って騒いでいます。
周辺のどのグループも負けじと大音響で音楽をならし、
しゃべり声のボリュームもハンパないです…。
イヤホンで聴いているラジオの音もかき消されるほどのうるささ、
あぁ、滅入る…。

笠置キャンプ場DATA (一名&バイク一台で利用の場合)

住所…奈良県相楽郡笠置町笠置佃
金額…600円
サイト…河川敷の砂地&草地サイト。
バイク駐輪場…サイト乗り入れOK。
トイレ…仮設タイプの簡易水洗。綺麗とは言えない…それより紙が無い!
ごみ箱…あり。
最寄のお店…R163沿いにサークルK。バイクで5分くらい。自販機はサイト内に有り。
最寄のGS…近くにあり。
最寄の風呂…徒歩2〜3分の所に「笠置いこいの館」800円。キャンプ受付の際に入浴割引券をくれます。
その他…キャンプ場のすぐ上に、JR関西本線笠置駅があります。

感想…関西にしては格安で、ルールもユルめなので、関西人がやりたい放題のキャンプ場です。
夏は河川敷に車がギッシリ埋まり、デイキャンパーがドンチャン騒ぎ。
花火禁止なのに花火で騒ぎ、夜遅くまで音楽を鳴らしてバカ騒ぎし、河川敷を車で走り回り、ゴミは放置されるがまま。
…という無法地帯なので、夏にキャンプするのは全力でお勧めしません。
トイレは一応簡易水洗ですが、仮設トイレなので狭いです。
一番困ったのは、トイレットペーパーを設置してないこと。
手持ちのポケットティッシュで足りるか焦りました。
サイトのすぐ上をJRが走っており、夜遅くまで電車の通過音(特に貨物)がうるさいです。
対岸のR163を走るトラックの走行音も、オールナイトでうるさいです。
川の流れもうるさいです。
なにより、キャンパーのバカ騒ぎがうるさいです。
悪いキャンプ場ではないんだけど、精神力の強い人にしかお勧めできません。

奈良京都ツーリング/4へ続く


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