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四国九州ツーリング〜九州前編/3

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峡谷を巡る遊歩道沿いに、かつて甌穴だった水溜りがあります。
七ツヶ池と言う名前で、酒が湧いているという伝説があるようですが、
残念ながら柵があって池に近づけず、この水溜りが酒かどうか確かめられません。

水が循環しているように見えないのですが、
水溜りは恐ろしく澄んでいて、とても綺麗なブルーです。
地下水が静かに沸き出ているんでしょうね。
カメラのホワイトバランスの関係で全然ブルーが再現されてないのが残念。

峡谷に沿って遊歩道は続いており、観光客がゾロゾロと歩いています。
混んでるし暑いので、私はこれより奥までは行かずに引き返すことにします。

 

感動の高千穂峡を後にし、そろそろキャンプ場を探すことにします。
高千穂峡の近くには幾つかキャンプ場があるようですが、今からチェックインするのはまだ早いし暑いです。
予定が遅れ気味なので、少しでも先に進みたいところですが、
高千穂より南は山深くなり、キャンプ場はおろか集落さえも乏しくなります。

R265を南下して椎葉でキャンプするか、R503を南下して美郷でキャンプするか。
悩んだ結果、R503を進むことに。

 

R503にルートをとったものの、いきなりの酷道っぷりで先行き不安です。
細いクネクネ峠道を延々と登ります。
もちろん集落も、GSも、自販機すら無く、行き交う車もありません。

秘境として名高い椎葉を避け、R503を選んだのですが、
このR503を思えば、まだ椎葉方面のR265のほうが道が整備されていたかもしれません。

■飯干峠

物悲しい雰囲気の飯干峠に到着。
誰もいない峠に、西郷隆盛退軍の碑とかいう暗い碑がポツンと立っており、
夕暮れ時とあって、より一層不気味な雰囲気を醸し出しています。
この孤独感が一人旅の醍醐味ですが、夜には絶対通りたくない道だな…。

こんなヘンピな道を進んでキャンプ場が使えなかった…では困るので、
電波が通じなさそうなR503に突入する前に、
泊まる予定の「おせりの滝キャンプ場」を管理する美郷町の役場に電話を入れました。
今日は管理棟が休みだそうですが、キャンプの許可がおりました。
昨日の大分の件があったので、管理棟が休みでもサイトやトイレの電気はちゃんと付くか、
何度も確認しました。

キャンプ場に予約をし、
キャンプ場周辺にスーパーやお風呂があるかスマホで調べて、
いつになく根回しをして、慎重に先を進んでいます。
ここは九州の最奥地、進むだけ進んで進退窮まるのは避けたいのです。
過去の九州ツーリングの時のように、山奥の公園で野宿するハメになるのはもう嫌だ!

四国九州ツーリング〜九州前編/4へ続く


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