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四国九州ツーリング〜九州後編/3

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さて今夜のキャンプ地はどこにしよう。
地図を見て涼しそうな高所を探すと、雲仙か、九重やまなみ周辺になります。
フェリーで雲仙に渡って、翌日万田坑を散策するか。
それとも阿蘇周辺で泊まって、やまなみハイウェイや平尾台のカルストを楽しむか。
…雲仙コースならば、くーまんinちゃんぽん県・がばい県がゲット出来るな。
やまなみや平尾台も捨てがたいですが、今回はくーまんと言う旅の相棒がいます。
くーまんゲットを優先して、雲仙に向かいます。

雲仙行きのフェリーに乗るために、菊池市を抜け、山鹿市を抜け、玉名市へ。
この間はただの生活道路で、何にもありません。

 

■有明フェリー

16時半に、有明フェリー乗り場に到着。
夕方になってもまだ37℃もあり暑い!!
さっそくフェリーのチケットを購入…と、その前に、雲仙に渡ったもののキャンプ場が無かったでは困るので、
チケットを買う前に、雲仙の白雲の池キャンプ場に電話を入れます。
到着が遅くなる旨を伝えた上で無事予約がとれたので、安心してチケットを購入して到着したフェリーに乗り込みます。

 

17時10分発、島原半島の多比良港まで45分の船旅です。
お腹が空いたので、船内にあったニチレイの自販機で唐揚げを購入し、小腹を満たします。
このニチレイの自販機はよく見かけますが、利用したのは初めてです。
この自販機も、20〜30年くらい経ったら、懐かしの自販機として重宝がられるようになるのかな…などと、
四国で見たレトロ自販機を思い出します。

 

たかが45分、されど45分。
頭痛と吐き気の船移動を耐え、ちゃんぽん県に上陸!
港からすぐの場所のコンビニで食料を買い、雲仙へと向かうR389を進みます。

R389をどんどん登ってゆくと、
目の前に夕焼け色の雲仙岳が迫ってきました。
トンボが大量に飛んでいて、バチバチと体当たりされて走りにくいです。
襟元から服の中に入り込んだトンボに噛み付かれて痛いの痒いの。

雲仙の温泉街を通り抜け、
外れの山の中にある、白雲の池に隣接するキャンプ場にチェックインします。
ここは前回の九州ツーリングでも利用し、涼しかった記憶があったので、
今回も利用しました。

■白雲の池キャンプ場

バイクはフリーサイトに乗り入れできるのですが、
5段ほどの階段が立ちはだかります。
乗り入れ出来ない段差ではなかったのですが、別に乗り入れる必要もなかったし、
荷物満載のバイクをコカすのがなにより嫌なので、
サイト入り口手前の林の中に停めました。
前回もサイトに乗り入れず、この場所に停めたヘタレです。
この林の中も、傾斜がある上に腐葉土の体積でフカフカなので、
スタンドがめり込んで倒れないように注意が必要です。

テントを設営完了した時にはもう19時。
もちろん利用者は私だけです。
忘れないようにくーまんinちゃんぽん県をゲットした後、
着替えと洗面道具を持って、再びバイクに乗って雲仙温泉街へと出かけます。

 

■新湯共同浴場

雲仙の温泉街には、ホテルやスパハウスのような観光客向け立ち寄り温泉から、
地元の人達が管理する共同浴場まで、たくさんのお風呂があります。
キャンプ場の管理人さんから貰った温泉マップを頼りに、新湯共同浴場に到着。
駐車場のすぐ脇からシューシューと火山ガスが噴出しており、辺り一帯がモーレツに硫黄臭いです。

地元の人達に紛れて温泉を堪能します。
卵臭の酸っぱいお湯で、湯温も42℃あり、夏に入るには熱くて長湯は出来ませんでしたが、
1日の汗を流してさっぱりしました。

賑やかな温泉街から、真っ暗で人気の無いキャンプ場に戻ります。
帰り次第ご飯を炊き始め、21時にやっと夕食となりました。
今夜の夕食は、レトルトハンバーグとサラダ2種。
今夜もヤブ蚊の猛襲を蚊取り線香ダブル炊きでブロックしつつ、
暗闇の恐怖を大音量スマホで紛らわしつつ、
満天の星空を楽しみつつ、
テントのメッシュをかすかに抜ける涼しい風をありがたく思いつつ、眠りに就きました。

6日目の走行距離…285km 使用金額…7182円

白雲の池キャンプ場DATA (一名&バイク一台で利用の場合)

住所…長崎県雲仙市小浜町雲仙
金額…400円+一人用テント一張600円、2人用以上2000円
サイト…森に囲まれた草サイト。
バイク駐輪場…バイクのみサイト乗り入れOK。ただし階段を乗り越えるテクが必要。
トイレ…水洗。普通。
ごみ箱…管理棟横に有り。
最寄のお店…雲仙温泉街に小さな商店が2軒ほどあるが品揃え少なし。
調達は麓のスーパーやコンビニで済ませたほうが安心。
最寄のGS…キャンプ場近くのR57沿いにあり。
最寄の風呂…サイトから徒歩10分圏内にあるけど、夜だと道が怖い。バイクに乗ればお風呂選びたい放題。

感想…観光地の外れにある、静かなキャンプ場。
トイレも炊事場も高台にあるので不便です。
ならば高台のサイトでキャンプすればいいのですが、森の中なので怖いです。
サイトはバイク乗り入れOKなのですが、階段を乗り越えなければならないので、
サイト内に乗り入れる時は、アンダー周辺のヒットや転倒に注意。
登り口からキャンプ場までの間には、夕方〜朝までプラチェーンの簡易ゲートが張られ、
セルフで開け閉めして通過しなければなりません。
この開け閉めが結構面倒ですが、バイクは脇を抜けることができます。
ただ、ここでも段差や植込みがあるので転倒注意。

四国九州ツーリング〜九州後編/4へ続く


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