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肥後の石橋〜通潤橋/2
 
肥後の石橋〜通潤橋/1
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各水路の栓を全部取って放水すると、向かって右に2本、左に一本の放物線を描いて水が噴出します。
 
これだけ水圧が高いと、放水時にかかる橋や水管への負担は相当なもの。
だから観光期以外はめったに放水しないのです。
橋の周りにはボランティアガイドさんが数人いらっしゃり、質問すると親切に教えてくれます。
 
で、ガイドさんお薦めの橋ウォッチポイントがこの場所。
 

左が全開放水時の穴。
こんなに水圧高いのに、どうやって栓をするのかガイドさんに聞いたら、「水を一旦止めてから栓をする」そうです。
なるほど、係の人が取水口の水門を下ろして止水したら、水流が右の写真くらいになりました。

止水したら、あの元気な放水は一瞬にしてヘナヘナ〜。
この状態になって栓をしてから、再び水門を開きます。
かくして、15分の放水ショーはお終い。
これは、通潤橋から5kmほど上流の県道沿いにある円形分水。
川から取水した水は、地下トンネルを通ってこの円形水槽の真ん中から噴水し、溢れた水を7対3に分水しています。
7割は通潤橋を渡って白糸台地へ、3割は野尻地区へと送られます。
 
種山石工のお話「肥後の石工」を読んでから霊台橋や通潤橋を巡れば、感慨深いものになると思います。
図書館などで手に取ってみて下さい。
 
<終わり>
 
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