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新緑の白倉峡/3
 
新緑の白倉峡/2
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箱淵の滝から更に先へ進みます。
もう、目から溢れんばかりの緑です。
この遊歩道を歩いただけで視力がグンと回復した気分です。
足は疲れたものの、心の中は緑から貰った清涼感でいっぱい!
 
沢は大きな岩がゴロゴロし始め、近づけなくなってきました。
遊歩道もここから沢沿いを離れ、沢の上を通る県道へと近付いていきます。
遊歩道の足元を見れば、木漏れ日の下にマムシグサがカマをもたげていました。
マムシグサまで、これでもかと言わんばかりの緑色です。
 
このグロい苞の形、ゾクゾクしますねぇ。
これが遊歩道での最後の見所、3つの滝が集まった「金山の滝」です。
この滝の上には、「しらかけ」と言う白い断崖絶壁がありますが、大した事なかったので割愛。
 
ここを見たら、すぐそこで県道と合流して遊歩道は終わります。
右の道は、今歩いて来た遊歩道です。
左の道は、R152から続く県道です。
 
県道はごらんの通り1.5車線くらいの寂しい道ですが、集落があるので交通量はかなりあります。
 
ここからバイクを置いた遊歩道入口まで、県道を歩いて下ります。
 
白倉峡散策は少々疲れますが、トータル30分くらいの道程なので、気軽に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
白倉峡は、紅葉の名所でもあります。
たしかに今見てきた緑が一斉に紅葉したら、さぞかし綺麗でしょうね。
 
新緑のカエデの隣に、燃えるような若葉を繁らせた年中赤い品種のカエデがありました。
どちらも、初夏の息吹を感じる元気な天然色でした。
 
<終わり>
 
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